Wednesday, June 29, 2011

INSEAD keeps watching Japan

こんにちは、11DのAsimです。

少し前になるのですが、INSEADのHumanitarian Reseach Groupが日本の震災に関する記事を書いていますので、ご興味ある方は是非ご一読下さい。
普段MBAのコースにいると、結構Practicalな学びが多いのであまり感じない(?)のですが、教育・研究機関としてのこういったAcademicな一面も当然ながら持ち合わせているんですね。

Tuesday, June 28, 2011

INSEADのDiversity その2

こんにちは、11DのAsimです。

前回書いたDiversityの続きになりますが、これまでの学校生活を振り返ってみると、INSEADは本当に国際色豊かな学校だなあと感じます。今日はこれまで自分がDiversityを感じた経験の中から幾つかをご紹介したいと思います。

1, Tunisian and Egyptian Revolution
日本でも大きく報道されていたようですので、皆さんもご存知かと思います。ただ、これまでの自分であれば、例えどんなに大きなニュースになっていようが、遠い世界で起こっているあくまで他人事という感覚で捉えていただろうと思います。ところが、コアでチュニジア人・エジプト人と同じクラスになり、彼らの話をきくにつれ、またリアルタイムで状況が刻一刻と変わっていく状況に毎日触れる中で、自分の中で受ける印象も大きく変わっていきました。特にエジプト人の友人は家族をカイロに残してINSEADに来ていたということもあり、自分の境遇との類似性も相まって、自分のことのように心配していたことを覚えています。

勿論、世界中に友人・知人ができること自体、Diversityのメリットのひとつであることに違いはないのですが、それと同じくらい、こういった友人・知人を通じて世界で起こることを身近に感じることができるようになる、ある意味世界が小さくなるような感覚は、まさにINSEADならではの体験のような気がします。


2, International Political Analysis(IPA)
P3ではIPAというコアの授業があります。この授業は、毎回扱うテーマが決まっており、そのテーマごとにグループ単位でレポートを書き、またプレゼンをするという構成でしたが、どのテーマでも関連国もしくは近隣諸国の学生がいるため、本当にリアリティのある話・意見を聞くことができます。時には、教授がfacilitationに困るくらい熱い議論になったり、異様なテンションを感じることもあります。

ちなみに以下、扱ったテーマの一部です。
・Dealing with Corruptions
・China’s rise, America’s decline
・Nuclear Weapons Proliferation & Regional Risk
・Climate Change

学生もそれぞれの立場で自分たちのIdentityや価値観があり、当然ひとつの完全解があるわけではないのですが、それだけに色々と考えさせられ、また大きな刺激をうけた授業でした。


3, National week
ご存知の方も多いかもしれませんが、INSEADではNational weekという、ある特定の国・地域が1週間かけてその国を紹介するというイベントが各タームに2回ずつあります(年間10回)。ちなみに、2011年はこれまでのところ以下のような感じです。

・Heart of Europe Week (Germany, Belgium and Switzerland)
・Iron Curtain Week (Russia, Eastern Europe and Central Asia)
・Latin America Week
・Israeli Week
・Dragon Week (China and Taiwan)
・Italia Week

ディナーやパーティその他色々な催しがありますが、それぞれ各国のスポンサーがついたりして本格的にやっていてなかなか面白いです。ちなみに、このNational weekを開催する権利はBiddingで決まります(TomokoもBlogで書いてますが)。そのため、必然的に人数の多い国が有利になるのですが、人数の少ない国は纏まって対抗したりします。日本はというと、いつもはJapan-Koreaでタッグを組んでBidに参加しているようなのですが、今回は震災後の義援金活動・チャリティーイベントですでに大分露出したということもあって参加しませんでした。ただ、次のタイミングでは是非とも参加できればいいなと思っています。

Wednesday, June 15, 2011

INSEADのDiversity

こんにちは、11DのAsimです。
 
今日はINSEADのDiversityについて書いてみようと思います。INSEADの特色のひとつがDiversityであることはよく知られているところで、過去には諸先輩方もブログで書かれていますが、「欧州の他のビジネススクールもDiversityをアピールしているけどINSEADはどーなの?」という声も聞かれますので、INSEADのDiversityについて少しまとめてみました。

1. Nationality & Gender
まず学生の構成ですが、11Dではおよそ80カ国から約500名の同期が集まっています。しかもいずれの国籍がMajorityになることもなく、基本的には最大多数でも総数の10%に抑えられるようになっていますので、クラスやグループワークでも本当に色々な国の人たちと共に学ぶ環境があります。私自身もコアのグループは、フランス人(男)・イギリス人(女)・ロシア人(女)・インド人(男)と見事にバラバラでした。ちなみに男女比率はおおよそですが6.5:3.5です。

2. Background
学生個々人のバックグラウンドも非常に多様です。国籍を複数持っている人もざらにいますし、逆に学歴・職歴を通してひとつの国での経験しかないという(私のような)人の方が珍しいです。勿論個々人のキャリアも非常に多様で、色々な業界出身者がいますが、なかには元プロテニスプレーヤー、軍隊あがり、有名レストランのオーナー等のユニークな経歴を持っている人もいます。

3. Language
INSEADでは、英語を含む2つの言語能力が入学要件に、さらにもう1つの言語の基礎レベル習得が卒業要件に設定されています。つまり日本人であれば、日本語と英語のほかに、卒業するまでにもう一つの言語をマスターしないといけません。実際に使い物になるレベルまで到達できるかどうかはともかく、3つめの言語を学ぶこと自体、その人自身の多様性を拡げることに繋がるのは間違いないと思います。(そもそもINSEADに来る前に何ヵ国語も話せる人はざらですが。。。)

4. Campus Exchange
INSEADの最大の特徴のひとつがCampus Exchangeで、2つのキャンパス(FontainebleauとSingapore)に加え、Wharton/Kellogg(US)との交換留学制度もあります。つまり、僅か10か月で最大3つのロケーション(Europe、Asia、US)を経験することができます(最初の2ターム4か月は固定ですが、その後は1ターム2か月単位でキャンパスを移動できます)。これら生活環境・文化・価値観の全く異なる場所での経験は勉強やビジネスへの理解にとどまらず、国際感覚を磨くうえでも非常に有用なものになるのではないかと思います。

なお他のビジネススクールでも交換留学制度があると思いますが、INSEADの場合はキャンパスを移動しても基本的には同じElectivesをとれますし、Electivesの連続性も確保できる(例えば、PrerequisiteのあるElectiveの場合でもキャンパスを跨いでとることができる)という点で、1 school 2 campusのアドバンテージがあるのではないでしょうか(Wharton/Kelloggは別ですが)。
 
 

Tuesday, June 7, 2011

Advertising & Social Media Strategy

こんにちは、11DのAsimです。

今日はElectiveのひとつである「Advertising & Social Media Strategy (ASMS)」について書こうと思います。
私自身、INSEADに来る前に偶然Businessweekの記事を読んで面白そうだなと思い、とりたかった科目のひとつでした。 コースは基本的に「Lecture/Case Disucussion」「Guest Speaker」「Group Project」の3本立てですが、まだこの分野自体が発展途上ということもあってか、理論やフレームワークというよりも、失敗・成功したケースや各企業の取組内容からインサイトを拾っていくという、かなりプラクティカルな内容だったと思います。特にGuest Speakerのセッションでは、GoogleやCNN等のマーケティング責任者から、実際のビジネスにおけるSocial Mediaの可能性や影響・課題、今後の展望等を聴けたのは非常に有用でした。コースを通じての個人的なTake Awayは以下の3つです。
  1. Social Mediaはあくまでマーケティングプラン全体の一部である
    よって明確な目的を持って活用すること、商品やプラン全体のコンセプトに沿ったものであることが必要
    (ページビューを増やそうとして企業イメージや商品コンセプトにそぐわないものは逆効果になる)

  2. On-lineでのCommunicationは全体の20%で、残りの80%はOff-lineで行われている
    よって、いかにOff-lineで増幅的(マルチプル)に効果をあげられるがが大切

  3. Social Mediaによって一時的に効果をあげる(ページビューを増やす)ことは比較的可能だが、それを持続させることが難しい
    (多くのSocial Media Campaignで課題となりうる)

Group Projectでは、Video ExerciseとSocial Media Projectの2つのアサインメントがありました。Video Exerciseはその名の通り、INSEADのAdvertising Videoをつくるというもので、僕らのグループでは、Renovaという会社のカラフルなトイレットペーパーを引き合いに出し、INSEADならではのDiversityとEntrepreneurshipをアピールするビデオを作製しました(YouTubeにUPしてます)。他のグループもかなりユーモアなものを作ったりしていて、先週から今週にかけてはメールでYouTubeのLinkが頻繁に飛び交ってました。

Social Media Projectは、実際のクライアント企業に対して、Social Mediaのマーケティングプランを提案するというものです。クライアントは、教授が用意したリストの中から選んでも、自分たちで見つけてきてもOKで、僕らのグループではINSEADの同期が立ち上げたベンチャー企業をクライアントとして、全体のマーケティングプラン作成から、Social Mediaのキャンペーンのつくりこみまでを行っています(現在進行中)。個人的には、Social Mediaだけではなく全体的なマーケティング新規事業開発まで踏み込んだ体験ができているので、大変有意義なものになっていると思います。

それなりのワークロードは必要になりますが、(おそらく)それなりに楽しみながら学べるコースだと思いますので、個人的におすすめします。