Friday, August 26, 2016

Partnerの滞在ビザと医療保険

7月の卒業式Alumnusになったのですがまだ実感がない16JRyoです。

INSEADFT Global MBAランキング20161位となったため、16Jの卒業式は特別にChateau de Fontainebleauで開催されました。

思い起こせば受験時代から始まりIntensiveINSEAD Yearを無事乗り越えられたのは、パートナーである妻がいつもそばで支えてくれたからだと思います。そんなパートナーとのINSEADライフで必須となる滞在ビザや医療保険について、今回は我が家の経験談をご参考までにお伝えしようと思います。

まず、INSEADの特徴のひとつに、フランスとシンガポール(Jクラスはアブダビも加わります)のマルチキャンパスで授業が受けられる点がありますが、ご多分に漏れず私も2015712月でフランス、201616月でシンガポールに滞在しましたので、妻も両国のビザ申請を行いました。

ビザ等の申請方法・取り扱いはケースバイケース、かつ、随時制度変更もありますので、本投稿をご覧になった方が申請される際は、申請時点での最新情報を必ずご確認ください。(INSIDE INSEADにご質問頂いてもお答えできませんので悪しからず)

<フランスビザ>
学生本人は「長期学生ビザ」を申請しますが、パートナーは「長期ビジタービザ」を申請しました(学生ビザの場合、配偶者ビザ制度はありません)。学生ビザとは異なりCampus Franceでの手続きは不要ですが、学生ビザ申請時に用意した書類に加え下記書類も必要でした。
·      動機書(書式はないため自由記述。夫がINSEAD在学期間中フランスに滞在予定であり、卒業後はフランスを離れる予定である旨を中心に書きました)
·      日本における社会的立場を証明する書類(妻が専業主婦だったため、上記動機書にその旨記載し、本書類は用意しませんでしたが大丈夫でした)
·      労働しない旨の誓約書(大使館HPに書式が掲載されていました)
·      経済証明(申請者である妻名義の英文銀行口座残高証明書を用意しました)
·      住居証明(フランスの賃貸借契約書。ただし賃貸借契約書はフランス到着後しかもらえないと言われたので、オーナー側ブローカーに賃貸借契約についての証明書(Attestation)を発行してもらいました)
·      フランスで有効な医療保険証券(後述のCertificateと保障内容の記載があるTerms & Conditionsの双方が必要でした)
·      戸籍謄本(大使館指定の翻訳業者が作成したフランス語訳付)
学生本人と同日付で在東京フランス大使館でのビザ面接を予約し、妻と一緒に窓口で書類提出・面接を受けました。面接後、1週間程度でビザ及びOFFIフォーム(後述)が発給され、無事フランスに向けて渡航できました。

<フランス滞在許可証>
フランスはビザだけでは長期滞在できないため、別途「滞在許可証(Residence Permit)」が必要となります。フランス入国後、学生本人とパートナーのOFFIフォームと証明写真をINSEADの担当者に提出し申請料を支払うと、INSEADが申請手続き及びOFFIでのアポイントメントを取ってくれます。学生本人とパートナーは同じ日に予約してくれるので、妻と一緒にOFFIオフィス(Fontainebleauから電車で15分くらいのMelunという街にあります)に出頭し、健康診断(胸部X線検査と予防接種歴などの問診)を受け、即日滞在許可証が発行されて晴れて終了でした。

<シンガポールビザ>
フランスとは異なり、シンガポールのビザはシンガポール入国後に申請します。
学生本人はシンガポール渡航1ヶ月前頃にINSEAD担当者からのガイダンスに従って「Student Pass(学生ビザ)」をオンライン申請し、シンガポール到着後ICA(移民局)にてStudent Passを受け取るのですが、パートナーはStudent Pass発行後初めてビザの申請が可能となります。INSEADの担当者にお願いすると、パートナー向けの「Long Term Visit Pass (長期ビジターパス)」申請方法のガイダンスとINSEADからのスポンサーレターがもらえます。但し、学生ビザとは異なりオンライン申請はできないのでICAに出向いて申請書類を提出し、後日 再度ICAに出向いてLTVPを受領することになりますが、いくつか注意点があります。

Marriage certificate(英文婚姻証明書)の提出
在シンガポール日本大使館に戸籍謄本を持参して手数料を支払えば即日発行してくれますが、戸籍謄本は過去6ヶ月以内に発行されたものと指定されているため早めに用意しておくとよいと思います。
②滞在期限の延長申請
前述のとおりLTVPStudent Pass受領後しか申請できないのですが、そもそも日本人はビザ無しでは30日間しか滞在できないので、LTVPの受け取りまでに滞在期限が来てしまう可能性が高いです。我が家の場合、INSEAD担当者に相談し、滞在期限延長申請書とスポンサーレターを発行してもらい、LTVP申請時に滞在期限延長も同時申請しました。ICAでは、入国時にもらったEmbarkation card(白い紙)と引き換えにその場でパスポートに滞在期限を60日間延長する旨のハンコをもらって終了でした。
LTVPの受け取り時の予約
Student Passと異なりLTVPは申請者が多いせいか(?)、LTVPの許可が下りた旨の通知を受け取った後、受け取り予約のアポをオンライン取ろうとしても予約で数週間後までいっぱいで滞在期限までに受け取れない‼という事態が発生しました。こうなると仕方がないので、ICAに開館時刻前に行って受付で相談し、Walk-in customerとして受け取るしかないのですが、待ち時間で長丁場となりますので覚悟が必要です。ちなみにシンガポールの素晴らしいところは、一旦ビザを取ってしまえばシンガポール人と同様自動化ゲートを利用できるので出入国審査が驚くほど簡単に済みます。
<医療保険>
前述のフランスビザ申請時に必要となる医療保険ですが、学生本人分はINSEADが医療保険を付保してくれますが(授業料込・手続き不要) 、パートナーも同じ保障内容の医療保険に任意加入することができます。この保険が優れもので、カバー範囲は全世界(さすがINSEAD。更に期間制限はありますが一時帰国時までカバー対象)で、妻が妊娠した際の妊婦健診費用まで全額保障してくれましたのでオススメです。(詳細はINSEADの合格者向け公式ウェブサイトからアクセスできます) 
以上、意外と手間のかかるパートナーのビザと医療保険ですが、サクッと片付けて充実したINSEADライフをパートナーと一緒に過ごして下さい。