Thursday, June 29, 2017

クラスの様子 - P3,P4,P5編

再び、17JのHOです。前回はP1,P2の様子を書きましたが、今回はその続きでP3以降について。

P1,P2はすべて必修のcore coursesだったのに対して、P3はcoreとelectiveが1:2程度の比率になり、P4,P5はすべてelectiveになります。(カリキュラムのリニューアルにより、class of July 2018からはこれに加えてP5に必修のcapstoneがあります。)

そして、P3からはINSEADの大きな特徴であるキャンパス移動が始まります。P1,P2は4ヶ月間に渡って同じメンバーで過ごしましたが、P3からは二ヶ月ごとに人が移動して入れ替わります。慌ただしいです。P1,P2に4ヶ月かけて人間関係を構築してきたところで、P3が始まるとまた Nice to meet you です。

Electiveとキャンパス移動の影響により、P3以降のクラスの様子はP1,P2とは大きく異なるものになります。まず、P1,P2は毎日一緒に授業を受けるセクションが大きな基盤となりますが、P3以降はセクションがありません。厳密には、P3はまだcore coursesが2科目あるので新たにセクションが作られますが、たった2科目 x 2ヶ月のセクションなので、P1,P2ほどの一体感は生まれません。もはやP3が終わってしまえば、自分のP3のセクションを思い出せない人も多いです。Electiveが中心となり、コースごとに教室を移動して異なるメンバーで授業を受けるので、人間関係はP1,P2に比べると広く浅くなりがちです。ただ、coreよりもelectiveの方がクラスの人数が少ないので、コースによっては非常にアットホームな雰囲気で、coreとはまた違った一体感が生まれることもありました。

もともとスケジュールが変則的なINSEADですが、electiveが始まるとさらに変則的になります。mini electiveと呼ばれる、授業数が半分で単位も半分(0.5単位)というコースも数多くあり、場合によっては1,2週間程度で一気に始まって終わってしまいます。また、1単位のコースであっても週末に集中講義や演習をして、合計5日程度で終わってしまうものもあります。

Electiveではスタディグループも大きく変わります。P1,P2はすべてのコースに同じメンバーのグループで取り組みましたが、Electiveではコースごとに異なるグループに属することになります。また、core coursesのグループ分けが学校から割り振られたのに対して、electiveでは自分たちで適当な人数を集めてグループを組みます。みんな基本的に声をかけやすい仲の良い人と組む傾向があるため、ランダムに割り振られるcoreのグループに比べるとdiversityは低くなりがちかもしれません。例えば、全員Europeanのグループ、全員Chinese speakerのグループ、などよく見かけましたし、キャンパス移動が始まっても結局、Fonty starters同士、Singy starters同士のグループが多かったです。新たな友人を作る機会と捉えてあまり接点のなかった人とグループを組むのも一つの考えで、私自身もelectiveのグループをきっかけに知り合って親しくなった友人もいます。一方で、素直に話し合って効率的に課題をこなすためには、気の知れた仲間とグループを組むのは大事だなとも感じました。

Electiveのグループワークの難しさは何よりもまずスケジュール調整です。P1,P2のグループはメンバー全員同じ時間割でしたが、P3以降は個々人それぞれ時間割が異なるので、ミーティングしようにも本当に予定が合いません。とにかく分担して進めるしかありません。加えて、私が当初難しさを感じたのは、コースごとにメンバーが異なるため、give & takeがやりにくいことです。P1,P2はすべてのコースで同じグループだったので、例えば、「ファイナンスのassignmentは私たち二人でやるから、ストラテジーは残り三人でよろしく」といったことができたのですが、electiveだとコースごとにグループが違うので、そうはいきません。特にP3はなかなか調子がつかめせんでした。P4以降は一つのコース内でも分担しやすいものはどんどん分担したり、もともとやる気レベルの近い人とグループを組んだりして、うまく回せるようになりました。

成績評価もcoreとelectiveで大きく異なります。Electiveは基本的にexamがなく、assignment, class participationのみで決まります。また、coreは偏差値に基づく相対評価でしたが、electiveは絶対評価になり、スコアの付き方も大雑把になります。これにより、P3以降は成績を心配する人は激減します。ちゃんと出席してassignmentをやればまず落ちることはないですし。

キャンパス移動については、興味深いことに、P5が終わった今でも、Fonty starters同士、Singy starters同士で集まる傾向が強いです。やはりP1,P2の人間関係が核になるのだなと改めて感じています。もちろん交友関係はどんどん広がっていくのですが、starting campusが同じだと共通の友人が多いので集まりやすいのだと思います。

2回に渡って、P1,P2とP3,P4,P5のクラスの様子をお伝えしました。入学してからあっという間にP5まで終わってしまった気がしていましたが、こうして振り返ると、P1のfinal examなどは遠い過去の昔のようにも感じます。これからgraduation tripと卒業式に向かいますが、P1,P2は同じセクションで毎日会っていたのにP3 or P4以降は別々のキャンパスにいて半年間会っていない友人にもたくさん再会できそうで、とても楽しみです。

クラスの様子 - P1,P2編

17J (class of July 2017) のHOです。気づけば入学から10ヶ月以上が過ぎ、すべての授業が終わってしまいました。INSEAD MBAは正味10ヶ月のプログラムですが、2ヶ月ごとに5つのピリオドに分かれていて、P1,P2,P3,P4,P5と呼ばれています。P5まで終えてみると、各ピリオドごとにだいぶ様子が異なることがわかりました。特に、大きく分けるとP1-2とP3以降ではだいぶ雰囲気が変わります。今回の投稿ではまずP1,P2について説明します。

P1,P2は必修のcore coursesのみです。この期間の特徴は何と言っても、4ヶ月に渡って一緒に勉強するセクションとスタディグループの存在です。

INSEAD MBAは各intakeごとに約500人強が入学し、二つのキャンパスに分かれて、約300人がFonty、約200人がSingyでスタートします。それぞれFonty starters, Singy startersと呼んだりします。P1,P2の4ヶ月間はキャンパス移動はなく、入学したキャンパスでそのまま過ごします。

さらに、Fontyの約300人は4つのセクションに、Singyの約200人は3つのセクションに分かれます。各セクションはだいたい70-80人程度の規模になります。日本の学校におけるクラスと同じで、P1,P2は同じセクションの70-80人でずっと一緒に授業を受けます。

さらに、5,6人ずつスタディグループというものが作られ、グループ課題はこのグループで取り組みます。これは国籍が全員バラバラになるように学校側が振り分けます。一つのセクションでだいたい13,14グループできることになります。グループはP1,P2の間に変更はなく、4ヶ月間ずっと同じメンバーです。また、教室の座席も同じグループは近くに座るように座席表が指定されています。P1とP2の間に席替えがありますが、やはりグループは近くに座ります。

このように、P1,P2は毎日、同じ教室で、同じ座席で、同じメンバーと授業を受けることになり、中学・高校時代のようなイメージに近いです。毎日同じメンバーで授業を受けるので、同じセクションのクラスメイトは顔と名前は全員一致するようになりますし、話しかけやすく、仲良くなりやすいです。INSEADの友達作り・人間関係の基盤はP1,P2のセクションにあると言えます。P2の終わりはセクションの解散を意味し、P3以降は二つのキャンパスに散らばってしまうため、別れを惜しむ季節となります。

P1,P2はそれぞれ約6科目あり、ボリュームたっぷりです。原則として各コースは90分授業x14回となります。(class of Dec 2017までは原則16回でしたが、class of July 2018からカリキュラムがややリニューアルされ、コース数が増える代わりに単位あたりの授業回数が14回に減ります。)具体的なコース名や内容はINSEAD公式サイトやパンフレットをご確認ください。P1の方が定量的な科目が多く、数学が苦手な人は苦労しますが、数学は言語の壁を超えるので英語に苦手意識があってもやりやすいです。P2はどちらかと言うと定性的な科目が多くなります。また、もともと該当科目について十分理解している人であれば、一部の科目についてはexemption(免除)examに合格すれば免除されます。私の周りでも、会計、ファイナンス、経済学などはexemptしている人が少なからずいました。一方で、十分知識があっても敢えてexemptせずに全部受講する人もいました。

Core coursesの成績評価は主にfinal examで決まります。もちろん試験のみならず、group assignment、individual assignment、class participation(授業の出席回数・発言等)も含めて評価されますが、特に定量的な科目(統計、ミクロ経済学、ファイナンスなど)ではexamの比重が高くなります。一部の定性的な科目(ストラテジーなど)ではfinal examがない場合もありますが、例外的です。P1,P2ともにピリオド終盤は試験勉強に追われることになります。また、評価方法が相対評価であることも特徴です。実際の点数ではなく偏差値が成績になるイメージです。なので、簡単でみんな良い点数を取れてしまう試験で自分だけ全然できないと単位を落としかねない、ということになります。単位認定基準は寛容なので、単位を落とす人は滅多にいませんが。

次回はP3以降の授業の様子について、P1,P2とどのように違うのか、お伝えします。


Monday, June 26, 2017

17D在校生紹介

17DのKです。早くも入学して約半年が経過しプログラムも半分が終了してしまいました。
遅くなってしまいましたが恒例の在校生紹介です。

今年も多様なバックグラウンドをもつcandidateが日本から集まりました。INSEADのアドミッションや学校生活についてもし質問や相談があれば右記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。それでは短い期間ですがどうぞ宜しくお願いします。



名前前職職種性別同行家族キャンパス第二外国語海外経験
A投資銀行M&AMなしSSSFS韓国語米国1年・星国0.5年
D外資系金融トレーダーMありFFSFF日本語台湾籍・豪州育ち
K製造業営業MなしSSSSS北京語米国1年
M金融系営業企画FなしSSFFFイタリア語米国5年・学部カナダ
N弁護士事務所弁護士MありFFFSSフランス語米国1年
S医療系医師FなしSSSFS北京語米国勤務5年
Y通信系経理MなしFFFSS北京語ミャンマー数年