16 April, 2018

INSEAD Japan Trip 2018⑤~振り返ってみて~

18Jのまっきーです。今回はジャパントリップの総括として感じたことを簡単に書ければと思います。

①インバウンド観光地としての日本の高いポテンシャル
INSEADに来て日本の食や文化に対する関心の強さを感じる機会がとても多かったのですが、今回実際にはじめて日本に来る人たちを案内してみて、コンテンツの多さを実感しました。京都では寺社や茶道・着物・舞などの文化、有馬では温泉、飯田市では日常生活、東京では浅草や築地、サブカルチャーやVR(バーチャルリアリティ)のマリオカートを楽しんだりと、伝統から最先端技術に至るまで楽しめる日本に驚いていたようでした。

②一方でインバウンド客の立場に立った工夫は少ない
まずジャパントリップを企画するとどの学校でも大変なのがベジタリアンの学生の食事の用意ではないでしょうか。INSEADの学生も2割程度はベジタリアンの学生だと思いますが、日本はまだまだベジタリアン対応が少ないので、ビーガンやハラルの対応なども含めてぜひもっと柔軟に対応できるように拡大してほしいと思います。
また食事の量についても旅館やコース料理などでは多すぎると感じることが多かったように思います。これは僕も若干意外だったのですが、やはり海外で普段と異なる食事をするということもあってか、普段より小食になる人も多いように感じたので、より少量で様々な料理を楽しめるような工夫があると良いのではないかと思いました。
あとは飲食店の予約でしょうか。電話でしか予約できないお店が多いのは不便。インターネットで英語だけで予約ができる店が増えると良いと思います。人気店であればあるほど日本人だけでも店が埋まってしまう中で海外からの客まで対応しきれないというところはあると思いますが、長期的な投資と思って受け入れる店が増えてほしいものです。

③地域観光で更なるファンをつかむ
今回のジャパントリップの肝はなんといっても飯田市で農家民宿をしたことでした。「INSAEDの仲間たちに本当の日本を知ってもらいたい」という気持ちで企画した農家民宿。結果としては、課題も感じたものの、大きな可能性を確信できました。
日本の地域に「家族」を作る体験。旅が終わって1か月が経過した今でも多くの参加者がホストファミリーの名前を憶えているということには感動します。より多くの人にこのような体験が届けられるよう、多くの地域でインバウンド観光客に対応するための基盤が整うことに期待したいですし、個人としてもその手伝いをしていきたいと思っています。

飯田市の農家民宿について、今回参加した学生40名から得られたフィードバックからは、①文化の消費(例として伝統芸能鑑賞や食体験)に留まらず、実際に自ら体験し、地元の作り手と交流するコンテンツへの需要が高いこと、②こうした交流や即時の情報発信をさらに促すためにWiFiや翻訳アプリ等の導入・普及が戦略的に急務であること、③インバウンド観光客増加に際して、受入れ農家間でベストプラクティスを共有し、体験の質の高さを維持していく必要性などが提言されました。課題はありつつも、いずれも前向きな回答が多く、農閑期であってもインバウンド観光の軸として人を引きつける魅力があると実感させる内容でした。

今回のジャパントリップは私のINSEAD生活の中でも最も楽しい体験となりました(卒業までの間にこれを超える体験ができれば嬉しいですが)。普段リーダーシップを取る経験が少なかったため、なおさら多くの学生を取りまとめ、自国の魅力を伝えていく活動というのは本当に良い経験でした。今後のINSEAD日本人学生にもぜひ経験してもらればと思っています。

15 April, 2018

INSEAD Japan Trip 2018④~最終日・東京~

6日目最終日は東京ツアー。午前中はオプショナルツアーで築地ツアーとスカイツリー・浅草ツアーに分かれました。僕は築地ツアーを引率。まずは朝ごはんでお寿司。「寿司大」などの有名店はさすがに混んでいたので入れませんでしたが、やはり築地で食べるお寿司は美味しい。参加者も「今まで食べた中で一番おいしい」など、喜んでいました。

(写真は浅草・スカイツリーチームの写真)

















その後市場を見学して銀座に向かいました。この日のお昼もオプショナルランチ(鉄板焼き・寿司・天ぷら)だったのですが、私は寿司の人を連れて「銀座 久兵衛」へ。私は久兵衛に行くのは初めてだったのですが、リーズナブルな値段とおいしさ、海外の人に対する気配り・サービスに感動しました。昼食後は20名くらいの人が秋葉原に向かいメイドカフェを楽しみました。これだけ色々な国籍の人が集まって「萌え萌えキュン」と言いながらハートを作る姿は中々面白かったです。

夜は西麻布の「権八」でフェアウェルパーティを行いました。皆あっという間に終わってしまうJapan Tripを惜しみつつも、最高の思い出を作ろうということで会話が弾みました。参加者から幹事に対してメッセージをプレゼントしてもらうという予想外のイベントもあり、幹事としても非常に楽しかったです。





INSEAD Japan Trip 2018③~飯田市農家民泊~



4日目は今回のJapan Tripハイライトの長野県飯田市の農家民泊。朝早くに有馬温泉を出発して昼頃に飯田市に到着。「かぶちゃんカフェテリア」(http://kabuchan.biz/cafe/)で昼食を頂いた後、かぶちゃん農園代表の鏑木さんに飯田市の特産物である柿やリンゴを使ったビジネスについて紹介してもらいました。ここで頂いた鏑木さんの作った「市田柿」には感動した参加者が多数。「東京で買えるのか?お土産に買っていきたい」と聞かれるくらいでした。その後、参加者は4人ずつのグループに分かれてそれぞれの農家へと向かいました。農家での体験はそれぞれの家で異なりますが、私が泊まった農家さんでは、薪割体験や農地を見せてもらった他、巻き寿司を皆で作りました。多くの農家さんは英語が話せないため、コミュニケーションが完全とはいえなかったですが、多くの家ではgoogle翻訳などを活用したり、夕食づくりなどの体験、音楽を通して交流するなど、工夫をして意思疎通ができていました。農家民泊は、参加者からも「本物の日本を体験できた。」「農家の人たちのホスピタリティに感動した。」といった評価が得られました。








久しぶりにゆっくりと睡眠を取った翌日、5日目は飯田市での伝統体験です。人形浄瑠璃の観劇をした後、自分たちで人形を動かす体験。これがなかなか難しいのですが、器用なINSEADの学生はすぐに動かし方を身に着けていきます。その後は文化財として登録されている杵原小学校で飯田市の特産品である水引作成のワークショップを行いました。職人さんや地元の方に作り方を教えてもらいながら、水引のキーホルダーを自分たちで作りました。その後は地元のお母さんたちに作ってもらった給食スタイルのお昼。個人的にここで食べた五平餅は絶品でした。杵原小学校には飯田市長の牧野市長にも来ていただき、歓迎の言葉を頂き、集合写真にも入っていただきました。

















飯田市でのプログラムを終了した後は、バスにて東京に向かいました。この日は18時頃に新宿に到着して、その後は自由行動。ゴールデン街に行く参加者、ロボットレストランに行く参加者、パートナーと食事に行く参加者など、思い思いの夜を過ごしたようです。

13 April, 2018

INSEAD Japan Trip 2018報告②~京都・有馬温泉編~


INSAED Japan Trip 2018これから詳細の報告をさせていただきます。

記念すべき1日目(2月28日)は参加者が京都に集合してウェルカムパーティ。フランス、シンガポール、アブダビのキャンパスから学生が集まったほか、学生のパートナーも来ているため、初めて会う人、久しぶりに会う同級生もおり、参加者同士の会話が盛り上がりました。また日本の伝統を知ってもらおうと、お呼びした舞妓さんに舞を披露してもらいました。日本人でも見ることはほとんどないので、幹事も楽しませてもらいました。舞の意味などについて説明をしてもらったあとは写真タイム。


















ウェルカムパーティが終わった後は河原町の居酒屋で2次会。この日は夜遅くまで日本酒を飲み続けました。。

2日目は朝早くにホテルを出て京都観光。嵐山まで向かい、座禅体験組と茶道組に分かれます。私は茶道組の引率。畳の部屋で自分の好きなお茶碗を選び、お茶を点てます。参加者はお茶の点て方、飲む時の作法などにルールが多いのに驚いたようでしたが、楽しんでいました。その後は着物の着付けをしてもらい、京懐石の料理屋にて昼食。日本人の私にはとても美味しかったですが、お豆腐は好きな人もいればそうでない人も、というところでまちまちな反応でした。その後、嵐山の竹林を見て清水寺へ。夕方になると着物は寒い、ということで足早に清水寺を見て夜ご飯へ。オプショナルディナー(牛鍋・寿司・京野菜)の形で参加者が事前に選んだお店に向かいます。私は祇園のお寿司屋さんで久しぶりのお寿司を堪能。その後はバーで夜まで飲み明かしました。もう2日目になると、さすがのバイタリティで、僕らが付き添わなくても自分たちで夜中のラーメン屋に行ったり、カラオケ屋に行ったりしていました。










3日目も引き続き京都観光。この日はバスを貸し切って、金閣寺、二条城、伏見稲荷を周りました。天気が最高な上に観光客はそこまで多くなく、金閣寺では理想的な集合写真が撮れました。京都では、多くの参加者から歴史や宗教について質問を受けました。金閣寺がいつ建てられたのかとか何に使われていたのか、といったことはwikipediaで調べればその場で回答できますが、「なぜお寺の中に鳥居があるのか」とか「将軍と天皇の権力関係はどのようになっていたのか」、などの質問になると即答は難しいうえ、説明しても納得してもらえないことも多く、改めて自国の歴史などを考える良い機会になりました。また京都及び4日目の飯田では京都外大の学生に付き添ってもらい案内をしてもらったのですが、INSEADの参加者にとっても地元の学生と触れ合える貴重な機会ということで非常に喜んでもらいました。


3日目の夕方はそのままバスで有馬温泉の旅館に向かいました。この日の幹事のゴールとしては、「全員に温泉を体験してもらう!」「全員浴衣姿で宴会場に来てもらう!」の2点。準備段階から日本の伝統である「裸の付き合い」についてその意義を参加者に説いてきました。結果、温泉は9割程度の人に入ってもらうことができ、中には外の公衆浴場に入ってきたという強者も。有馬温泉は茶色の濁った温泉で、初めて入る人にもわかりやすかったのではないかと思います。そして宴会場はしっかりみんなが浴衣姿でやってきてくれました!宴会場では神戸牛を含むフルコースを堪能してもらい、その後は皆でカラオケ!予想をはるかに越える盛り上がりを見せ、完全にクラブと化したカラオケバー。この日も遅くまで盛り上がりました。


INSEAD Japan Trip 2018報告①


18Jのまっきーです。今回は228日~36日に実施したJapan Trip 2018の報告をさせていただきます。多くの方々のご協力のおかげで、INSEADの学生40名(日本人学生を除く)に参加してもらうことができ、過去のJapan Tripと比しても大規模なものとなりました。期間中を通して天気にも恵まれ、多くの学生に「日本に必ずまた来たい!」と言ってもらえたことは本当に嬉しかったです。

今回のポストでは概要を報告させていただきます。次回から詳細を報告させていただきます。

1、参加者人数
INSEAD 18J学生及びそのパートナー40名(日本人学生を除く)
出身国数は約20か国となりました。

2、行程
日付  :2月28日(水)
滞在先 :京都
活動内容:学生来日。京都に夕方集合し、ウエルカムパーティを実施

日付  :3月1日(木)
滞在先 :京都
活動内容:終日 京都観光及び伝統文化体験(座禅、着物の着付け、茶道等)

日付  :3月2日(金)
滞在先 :京都→有馬温泉
活動内容:午前 京都観光
     午後 移動開始、夕方に有馬温泉着(温泉旅館宿泊、宴会)。

日付  :3月3日(土)
滞在先 :有馬温泉→飯田
活動内容:午前 有馬温泉を出発
     午後 飯田着。体験1日目(受入れ農家ごとに家族交流)

日付  :3月4日(日)
滞在先 :飯田→東京
活動内容:午前 飯田体験2日目
        人形浄瑠璃実演、旧小学校での給食体験、伝統工芸(水引製作)
        体験ワークショップなど
     午後 移動開始、夕方に東京着。

日付  :3月5日(月)
滞在先 :東京
活動内容:午前 観光(築地市場見学、浅草散策等)及び自由散策。
     午後 フェアウェルパーティを実施。

日付  :3月6日(火)
活動内容:学生帰国。

3、スポンサー
今回も以下の多くのスポンサーの方々にご支援いただきました。この場を借りて御礼を申し上げます。

キャリアインキュベーション株式会社
アンテロープキャリアコンサルティング株式会社
株式会社アクシアム
江戸義塾株式会社
濱口塾
Lingo L.L.C.
株式会社アゴス・ジャパン
Adam Markus
Jessica King
INSEAD Alumni Association in Japan

4、メディア掲載
日本経済新聞2月6日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO26540720V00C18A2L31000/
農林水産省のブログ
https://www.facebook.com/nouson.maff/photos/pcb.1956304491288639/1956304027955352/?type=3
等に取り上げていただきました。