19 April, 2010

在校生に聞く"Why INSEAD?"


Bonjour!
'10DのJです。Fontainebleauにも春が到来、気持ち良い季節になりました。

さて、リニューアル後の企画第一弾として'10Dの在校生にINSEADへの志望動機を聞いてみました。
受験生の方々の学校選びの参考になれば幸いです。



INSEAD=diversity! というのはよく言われるところですが、皆それぞれのWhy INSEAD?があるようです。


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1.10代の頃アメリカ=世界と思い込んでいた視野の狭さを反省し、アメリカ以外に視点を向けたかった。日本在住の時にはお目にかかれないような国の人とも一緒に勉強したいと思った。(たとえば、ナイジェリア人、レバノン人、カザフスタン人、南アフリカ人ってそう簡単に会えないと思う。)

2.ヨーロッパの大学院であれば何でも良いというわけではなく、一流の学校、ランキングの高い学校であることは必須だった。Harvard合格者がHarvardを辞退してまで入学したことのあるINSEADってきっとすごい学校なんだろうと思った。

3.HarvardとINSEADをおもしろおかしく対比させたYouTubeに象徴されるように(上記リンクご参照)、INSEADの学生はまさにlearn hard play hard両方しているところが良いと思った。
(NH)
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1.学生の多様性
僕は何といってもこれだと思います。米国の学校と違い、リアルに70カ国から500人近い人が集まる場所は、それこそ国連以外はないのではないでしょうか。

2.アジアとヨーロッパというロケーション
米国と日本で育って僕にとって、世界経済の成長を担うアジア、そして日本に負けない長い歴史がある大陸ヨーロッパで生活することは完全に未知なるゾーンだったので、学べることも多いと思いました。

3.1年という期間
世界が目まぐるしく変化する中、2年間も現実世界から遮断されることはさすがにまずいのと、機会損失が大きすぎると思いました。。。
(RM)
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・グローバルファームでのプロジェクト経験から、異なる国、地域、文化圏から優秀な同世代が集まって切磋琢磨する楽しさを覚えた。これが一番当てはまるのはINSEADだった。USスクールもビジットしたがアメリカcentricな学生・教授・プログラム構成だと感じ、自分がフィットするイメージが出来ず受験せず

・一緒に仕事をしたINSEAD卒業生が極めて魅力的だった。ロンドンで海外に慣れない自分を支え、刺激し、実力をフルに引き出してくれたイスラエル人マネジャー、日中韓印豪のチームをユーモアと人間的魅力で纏め上げたオーストラリア人パートナーetc…

・海外在住初経験の妻にとって、1年プログラム&安全で便利で快適で時差の少ないシンガポールは、不安の少ない最高の海外生活ファーストステップになりえると思った。妻もシンガポールが気に入った。
(YM)
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授業の質の良さ:教授のクオリティはもちろん、学生の多様性と経験の豊かさ(他の学校と比べて平均年齢が少し高い)によってクラス中のコメントや口論が面白いかつ深い。

サイズ:でかけりゃ良いってものでは無いが、2キャンパス+2インテイクのおかげで、現在世界でもっとも現役生徒の多いMBAです。また今年で開学から50周年が経ち、現在4万人弱のグローバルかつ高レベルの卒業生ネットワークを持つ。
(AS)
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「国際性」「多様性」
 書き出すときりがないのですが、いくつか具体的に挙げるとすれば...
 ・学生も教授陣も人種・文化・職種といったバックグラウンドが様々で、見聞を広めることができる
 ・学生については、1つの国籍が10%を大きく超えないように構成されている
 ・世界中に友達・ビジネスパートナーができて、卒業後も楽しみ
 ・みんながお互いの多様性を尊重し合える環境=INSEADだと信じて
(SH)
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・自分の過去や将来を考えると欧州/アジアに拠点のある学校が合っていた。
・多国籍な環境の中で切磋琢磨し、グローバルに仕事をする上でのsensitivityを培いたいと思った。
・INSEADの関係者にはプロフェッショナルなのに肩肘張らずに話を出来る人が多かった。
・継続的に新しいことにチャレンジし成長している学校だと感じた(規模拡大、アジアキャンパス設置、ブルーオーシャン戦略など)。
・合格した学校の中では歴史があり、卒業生の数も多く、企業との接点が豊富と考えた。
(HK)
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アメリカ人中心のUS SchoolよりもINSEADのDiversityに魅力を感じて。
フランスに住むチャンスはなかなか無い、という単純な理由も実は大きいかも。
あとは直感です。

また、面接を受けたとき、他に出願した某スクールはおそらく学校からのガイドラインに沿ってきっちりとやられていた(時間もピッタリ45分で終わった)のに対し、INSEADはinterviewerそれぞれの方(卒業生によるinterviewです)が自由気ままにやっているような雰囲気でかえって好感が持てました。
今になって思えば、INSEADの校風を表していると思います。

なお、1年制プログラム限定の社費派遣であったため、2年制プログラムは当初より念頭にありませんでした。
(JS)
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