22 December, 2011

TEST Score

こんにちは、11DのAsimです。

よくApplicantの方から聞かれる質問にTest Scoreに関するものがあります。私も受験時にはかなり苦労したのですが、ApplicationにおけるTest Scoreの位置づけについて、私なりの解釈ですが纏めてみました。(私見でありOfficialなものではありませんので、あくまで参考程度にしてください。)



TOEFL / TOEIC / IELTSご存知かと思いますが、INSEADでは応募の際に英語の言語能力を図るテストとして、TOEFLのほかにもTOEIC、IELTS等も認めています。個人的な印象ですが、基本的にどのテストがいいとか悪いとかはないと思います。11Dの日本人同期の中にも、TOEFLで受けた人もいれば、TOEICやIELTSでパスした人もいます。絶対数でいえば、TOEFLが一番多いのは間違いないのですが、だからといってその他のテストが不利になるかというと、そういうわけでもなさそうです。(勿論、確たるデータがあるわけではないので、あくまで推測です。)それから、Scoreのレベルについてですが、INSEADで設定しているラインはおそらく足きり(=Requirementのラインを越えているかどうか)でみている程度かと思われます。実際、日本人の中にも、TOEFLが満点近くの人もいれば、105で通っている人もいてバラツキはありますが、105(=Requirementのライン)以下で受かっている人はいません。学校側としても、Interviewで英語能力はみることができますので、Test Scoreでは一定基準さえ超えていれば、それ以上は細かく見るようなことはしていないのではないでしょうか。各テストの基準ラインについては、HPのFAQに載っていますのでご参照ください。

GMATINSEADでも他のTop School同様、GMATは高いスコアが要求されます(2010年入学者の平均スコア704)が、要注意なのはVerbalとQuantitativeのバランスを重視しているという点です。具体的には、それぞれのスコアにおいて70-75 Percentile以上を要求しています。一般的に日本人の場合は、Quantitativeでスコアを稼ぐという方法がGMATの常道かと思いますが、INSEADではそれが通用しません。実際、私も最初にアプライしたときは、Totalではそこそこのスコアが出ていたため、大丈夫だろうと思って出願したところ、学校側から「VerbalのPercentileが基準を満たしていない」と言われ、GMATの再受験を促されました。(再受験で運よくクリアできたのでよかったのですが。。。)私の場合、学校側が再受験するチャンスをくれたのでまだよかったのですが、もしその段階でそれを促されることなくバッサリ切られていたらと思うと今更ながらゾッとします。INSEADを受験される方は、この点を念頭において頂いた方がよいかと思います。GMATについてもHPのFAQに情報が載っていますのでご覧ください。

※テストのRequirement等については、将来的に変更する可能性も大いにありますので、学校のOfficialなHPを確認されることを強くお勧めします。あるいは、Information Sessionの際に、担当者に直接確認することも有効かと思います。