Friday, May 27, 2016

クラブについて

こんにちは! 16DのNKです。

コンサルでもファイナンスでもないキャリアを目指している私は、P3に入り、エレクティブでアントレやテック関係の授業が始まり、スタートアップでインターンシップをすることが決まり、やっとそれらしくなってきました。今日は、クラブ活動、特に私が参加するINSEAD Tech, Media and Telecom (TMT) Clubと、最近実施したParis Tech + Startup Trekについて簡単にご紹介したいと思います。

【クラブについて】
クラブは課外活動で、サークルみたいなものですが、大きく2種類に分かれます。就職担当のスタッフと協力しながら企業訪問やゲストスピーチ、ワークショップなどを主催するクラブ (Consulting Club、Investment Management Culb、Entrepreneurship Clubなど) と、純粋に楽しさを求めるクラブ (Wine ClubやFootball Clubなど) があります。ほとんどの学生が複数のクラブにサインアップしていると思いますが、各クラブ毎週必ず何か活動するというわけでもありません。

クラブ一覧:http://www.insead.edu/master-programmes/mba/student-life/clubs

【TMTクラブ】
TMTクラブは名前の通り、テクノロジー・メディア・テレコム業界に関心のある学生が参加します。16Jがリーダーシップと務めていたP1、P2では、Microsoftによるゲストスピーチやロンドントレック (Expedia、Uber、King.com、Vodafoneなどを訪問) が主催されました。就活においてよりネットワークが効いてくる業界なので、目指す人は入っておくと良いと思います。実際に、クラブでCVブックを作成し企業に配布するなどします。

【リーダーシップ】
P2に入ると、多くのクラブは世代交代のためリーダーシップチームを募集します。私は先述のロンドントレックに参加して、「これも何かの縁かな」ということで次のトレック (後述) の企画に参加しました。その流れでその仲間と一緒に応募をしたところ、選ばれました。Fontyで7名、Singyで6名のチームです。プロポーザルの中で、新しい試みとしてアジアトレック・ニューヨークメディアトレック・技術系ワークショップなどを提案しました。

【Paris Tech + Startup Trek】
私のリーダーシップの最初の仕事として、パリへのトレックを実施しました。準備には意外と時間と労力を要します。まず、MBA採用に関心がある受け入れ先企業を探すのですが、就職担当のスタッフやパリの卒業生にコンタクトや推奨する企業を聞くものの、特にスタートアップになかなか良いコネクションがなく、結局ほとんどLinkedInでコンタクトを探して訪問にこじつけるという営業のような活動をしました。

それから参加を希望する学生を募集します。気軽に行ける場所だけあって定員の倍以上の申し込みがあったのですが、選ばれなかった学生からの苦情対処など (INSEADと言えどもこういう人も中にはいるんだなあ、と) を経て、ようやく当日になりました。当日も、フランス恒例の電車のストライキがあって、朝のラッシュの中を車でパリに突入したり、訪問先企業の一つが最近引っ越ししたという罠に引っかかったりと、ちょっとしたハプニングもありつつ無事終了しました。

訪問先企業はどちらも快く受け入れてくださり、自社のテクノロジーに加え、創業時や顧客・パートナー企業とのやり取りなど、オリジナリティとリアリティに溢れるお話をしていただき、一日があっという間でした。スタートアップ関係はフルタイムに加えてインターンもまだ募集しているので、今後希望する学生とつながっていけばと思います。最後に、終わった後に卒業生も交えてバーで皆で飲んだビールが最高でした。

*パリは最近、ヨーロッパの中でも起業が盛んな都市になっているようです。

クラブ活動はINSEAD生活の中では一部分ですが、限られた時間の中で授業とはまた違った仲間 (学内に限らず) とのネットワークが広がるのでオススメです。テック、アントレ、SME (Small & Medium-sized Enterprises) 指向の私としてはトレックの自由に組み上げていくところも楽しく感じました。今後も関心のあるUXエリアやプロダクトデザイン分野でのワークショップや次のトレックなど実施し、またご報告できればと思います。

Monday, May 2, 2016

Wharton - INSEAD Exchange

16JGです。

Whartonへ交換留学に行ってきたので、その辺りについて。
尚、行った理由は、東海岸の伝統的なトップスクールがどんな感じか体験したかった。幅広い経験、人脈がほしかったという二点です。 総論、自分の決断を正当化したいというバイアスを差し引いても、行ってよかったと思っています。

まずは仕組みから(今後変わる可能性はあります)

時期はP4(Dクラスの場合P5)に行きます。Whartonの他に、KelloggCEIBSに行くオプションがあります。P2の頃に募集があり、志望動機含むエッセイを提出し、成績やBidしたポイントを加味し、結果がわかります。行く人数は各校定員30に対し、ざっくりW:20K:5C:2といったイメージ。要は、希望すればほぼ全員いけます。

何故あまり人気がないかというと、以下のような理由が多いようです(その下はそれぞれについての個人的な見解)。

・そもそも短いINSEAD生活の20%を使うため、INSEAD生との貴重な交流の時間を減らすことになる。
→数が少ないため、同じく留学に行っているINSEAD生同士の結束はかなり深まります。また、当然ながら留学先の学生と仲良くなるチャンスがあります。

P4という就活において重要な時期を米国で過ごすことになるので、On Campus recruitingイベントを逃したり、地理的に色々と不都合な点が出てきうる。
→対面に拘らなければ、Skype等での面接をどこも用意してくれます。また、例えばマッキンゼー、BCGといった会社はPhiladelphiaNew Yorkオフィスでの面接をアレンジしてくれます。

INSEADP4に開催される面白い授業を受けられない。
Whartonの授業も面白いものが多くあります。

・留学先では既にそれぞれにコミュニティが形成されているので、その輪に入っていくのも、溶け込むのも大変。
→自分次第です。積極的に溶け込もうとすれば、自然と輪は広がっていきます。


また、その他よく聞かれる点を以下にまとめておきます。

Wharton vs INSEAD? という問いへの私の結論としては、全く違うので、自分の好み次第です。ヤンキースとバルセロナはどちらが優れているか、という問いに意味はなく、何をもって優れていると思うか、という価値観があるのみです。

<学生のcompetitiveness
WhartonINSEADもどちらも優秀です。GMATのアベレージの違いについて言及される方がいらっしゃいますが、Native English Speakerであるアメリカ人が(“ほぼアメリカ人も含めると)80%近いWharton80%近くがNon NativeであるINSEADを、英語のテストのスコアだけをもって判断することは少々unfairかと思います。GMATが日本語だったなら。。なんて思ったことある方は私だけではないはず。

<授業のquality
身も蓋もない言い方ですが、どっちもいい教授の授業は面白いし、ダメな教授の授業はつまらないです。自分の興味によっても感じ方は違うでしょう。なので、違いに着目したいと思います。

Wharton
①Quantitative:数字をもって概念を理解させようという授業が多いです。
講義形式 :教授と学生の間の会話がメイン。当たり前のことを発言するのは意味がないと考える学生が多いのか、学生の発言数はそれほど多くないです。
狭く深く :トピックはほぼアメリカに特化されており、会計制度、税制、法律等細かい点まで掘り下げます。

INSEAD
①Qualitative :多様性という特徴を活用し、それぞれの学生のものの考え方を共有することで、視野を広げることを重視します
②ディスカッション形式:教授の問いについて、学生たちの間のディスカッションが多く、それぞれが思うところを我先にと発言します。教授の力量によっては、コントロールしきれなくなり、議論があらぬ方向に行ってしまうこともあります。
③広く浅く :幅広い地域のトピックを扱うためとてもGlobalですが、それゆえそれぞれの国・地域の細かい制度まではあまり踏み込めません。

Facility
システムインフラ等Whartonの圧勝でしょう。学部生も含めた学生数や卒業生からの寄付金が全然違うようです(少々の寄付金をチラつかせても合格確率は変わりません)。

<ゲストスピーカー>
質、量ともにWhartonの圧勝です。私がいた二ヶ月弱だけでも、前FRB議長バーナンキ氏、Black Stoneのシュワルツマン会長など錚々たる面子でした。が、スピーカーが豪華だと学びも多いかと言うと、必ずしもそうではないかもしれません。

<食事>
Whartonの方が高くつきます。INSEADの食堂(特にFonty)はコスパが高いです。ただ、行く前にWhartonのメシはマズいという話を相当聞いていたので、美味しいものもたくさんあって安心しました。何事も、Expectation Controlが大事です。

Intensity
Whartonは基本的に週休3日です。毎週金土日が休みです。たくさん旅行(勉強も)できます。INSEADは基本的に月から金までみっちり授業があります。なんなら週末もたまに授業があります。ゆっくり消化する時間がありません。たまに消化不良で腹痛に苦しみます。

<英語>
Whartonではスラスラ英語で説明できないとちょっと発言しづらい雰囲気があるかもしれません。周りのスピードも速いです。INSEADNon Nativeが大半なので、しどろもどろでも(内容がしっかりしていれば)みんな気にしません。英語力を厳しい環境で鍛えたいならば、USスクールの方がよいでしょうし、Non Native達との方が気軽にスピーキングの練習ができてよい、との考え方もあるかもしれません。

<ブランド力>
全世界的に、Whartonの方が有名です。特にアメリカで就活するなら間違いなくWhartonの方がよいでしょう。アメリカで、ああ、インシードってスペインだっけ?たしかFTTop 10に入ったりしてがんばってるんだよね、グッジョブ!ところでキミ、2年生?なんて言われて枕を濡らしたこともままあります。
(注:インシアードと発音します。フランス発祥です。FTで運良く一位になりました。一年制のプログラムです)