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Showing posts from October, 2019

Campus Exchangeの仕組み

19D の Mack です。 19D は夏休みを終え、いよいよ MBA 生活も終盤戦に入りました。今学期から、私を含めた Fonty Starter 5 人がシンガポールキャンパスに移動し、 19D 日本人は全員シンガポールに集結しました。ヨーロッパ生活とは 180 度違うアジア生活を満喫しています。 今回は、 INSEAD の特徴の一つである Campus exchange の仕組みについて、また受験の際に大いに迷うであろう、「どちらのキャンパスからスタートするか」問題について書きたいと思います。 【 Campus exchange の仕組み】 INSEAD の学生は、フォンテーヌブロー、シンガポールのどちらかをホームキャンパスとし、 5 学期のうち最初の 2 学期( 1 月入学であれば 4 月まで)をホームキャンパスで過ごします。その後、学期ごとにキャンパスの移動が可能となります。キャンパス移動は義務ではなく、 1 年間ホームキャンパスから動かない学生も多くいます(通称 Singy Lifer/Fonty Lifer )。 やはり国際性が売りなだけあり、全体で 7 割くらいの生徒がキャンパス移動を経験します。ただし、ホームキャンパスから別のキャンパスに移動するには、その権利を入札で勝ち取る必要があります(これを Bidding system と呼びます)。特に、夏( P3 )の Fonty 、冬( P5 )の Singy はキャンパス収容人数を上回る数の移動希望者が殺到するため、それなりの入札額でないとキャンパス移動することができません。 【 Bidding system とは?】 INSEAD では入学と同時に生徒一人につき 200 ポイントが付与されます。このポイントを使って、キャンパス移動および選択科目の入札が行われます。 【 Campus exchange はどれだけ難しいのか?】 前述の通り、 Campus exchange は競争入札制です。 19D の入札結果は下記の通りです。 P3 P4 P5 Singy to Fonty 197 13 0 Fonty to Singy ...

INSEADでのEntrepreneurship/Tech経験について (Singapore)

こんにちは、 20J の Shin です。 P1 も早くも終盤に差し掛かり、色々やりたいことをやっているとあっという間に時間が過ぎるなと、感じるこの頃です。 私の入学前のやりたいことの一つとして、 Singapore の地理的優位性を生かして Entrepreneurship/Tech への Exposure を増やして自分の知らない世界を知るというものがありました。 学校側も想像以上にこの分野に力を入れていて、ここまで学内外の経験は非常に充実したものとなっています。本日は少しでもその様子が伝わるようにご紹介しようと思います。 ( 今回は Singapore Campus Starter の視点で書きます。 Fontainebleau には年明けから行く ( 予定 ) ですので、そこでの経験は留学の後半に書ければと思います! ) INSEAD が提供してくれる機会 ・ IVC (INSEAD Venture Competition) ( 詳細 : https://www.insead.edu/centres/entrepreneurship/venture-competition ) 毎年 2 回開催される学校主催のコンペです。 INSEAD の人がいれば、チームに外部の人も入れて良いという形式のコンペです。ある程度勝ち進めば、チームにメンターがつき、アイデアのブラッシュアップをしてくれます。 優勝者は 30,000EUR の起業資金をもらえ、実際に起業している人もいます! ・ EIR (Entrepreneurship in Residence) ( 詳細 : https://centres.insead.edu/entrepreneurship/entrepreneurs-in-residence/index.cfm ) INSEAD に 100 人ぐらい住んでいる実際の起業家の方たちです。希望すれば 30 分の 1on1 をセットでき、自分のアイデアにフィードバックをもらったりできます。上述の IVC に応募した同級生などはかなりの頻度で会っていて、アイデアをブラッシュアップさせていました。もちろんアイデアのブラッシュアップ以外の活用の方法もあり、例えば私の友人は起業に至るまでのキャリア選択方法について相談...