18 January, 2020

INSEADの学生の構成について

INSIDE INSEADをご覧のみなさん、こんにちは、20JのTeeです。

今回は、我々の代の同級生の構成について、ご紹介したいと思います。

【概要】
・67 Nationalities
・English as mother languages 20%
・Average age of 29, Average working experience 5.5 years
・Women 33%
以下では、各項目について簡単に解説させていただきます。

1. 67 Nationalities
INSEADの最大の特徴であるDiversity。我々の代は67の国と地域から学生が集まっています。
このうち学生数が多い国は、
インド(62名)、米国(39名)、中国(39名)、ドイツ(26名)、フランス(25名)、ブラジル(25名)、スペイン(24名)、シンガポール(20名)、イタリア(18名)、カナダ(16名)。
インドと中国は流石ですね。米国の場合は同じ米国籍の学生でも、ヨーロッパ・ラテン・アジア等々、文化的には多様です。
一方で、アゼルバイジャン、インドネシア、ウクライナ、ウズベキスタン、ベラルーシやリトアニア等々、出身者が1名の国もあります。
また、人口比別にみてみると、シンガポールやレバノンからの学生が多いです。(レバノンはフランスの委任統治を受けていたことも関係しているのかも?)
加えて、ハーフ、複数の国籍を持っている、複数国で育った経験や働いた経験がある、学部は英米の大学院を出ているといった経験を持つ学生が多いのもINSEADの特徴かと思います
Study Groupはバラバラの国籍で構成されますし、授業を受けるクラスのメンバーも様々な国籍からなるため、世界中に知り合いができる感覚を味わえます。

2. English as mother languages 20%
世界中から学生が集まっているため、英語Nativeの学生は20%です。この点は米国のMBAとは大きく異なる点かと思います。
個人的な見解ですが、良い点としては、訛りを気にしなくて良いこと。スペイン、イタリア、インド、中国等々、同級生は皆、訛りを気にせず発言しているので、日本人訛りでも気にする必要はありません。一方で、ネイティブは少ないため、米国MBAであれば学べるネイティブっぽいこなれた表現を学ぶ機会は少ないかもしれません。
なお、誤解を招くかもしれないため補足すると、同級生は皆、英語が上手です。ヨーロッパの学生は当然のように上手ですし、アジア圏の学生も、学部生の頃に英語圏に留学していた学生が多く、英語でしっかりとコミュニケーションを取れるのが当然の環境です

3. Average age of 29, Average working experience 5.5 years
欧州MBAに共通する点ですが、平均年齢は比較的高く、社会人歴も長いです。
ちなみに、年齢が高く社会人歴が長い方が合格しやすいというわけではなく、大卒後2.3年の学生も居れば、社会人歴10年以上の学生も居ます。この点でも多様性が尊重されているということかと思います。(日本から来る学生は例年、平均年齢を上げているかも…?笑)

4. Women 33%
女性の割合は33%。Study Groupは5人一組で構成されますが、多くのグループは男女比が3:2、稀に4:1のグループがあるといった具合です。個人的には女性の割合はもっと高くなっても良いのではないかなと思いますし、こうした統計を出していることから、学校側としても高めたいと考えているのではないかなと思います。(もちろん女性に限らずですが、)奮ってご応募ください!


いかがでしたでしょうか。少しでもINSEADの雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです!

ではでは。