26 November, 2017

INSEADで最も勉強になったのは授業でもキャリアコーチングでもなかった…

ボンジュール皆さま、Eです。
あっという間にP2の半分が過ぎてしまいましたね。


本番に入る前にちょっぴと自慢します。P1の成績が先々週出ましたけど、思ったより結果が良くてグループで一番でした。「こんなリベラルアーツガールでもできるじゃん」と安心しました。リベラルアーツ出身の人たち、ぜひ出願して下さい。

さて、INSEADで最も勉強になってることについて話したいです。それは授業でもなんでもなく、グループワークです。

皆さまご存知かと思いますが、P1、P2はグループワークが多いです。学生たちは5~6人程度のグループに分かれてます。グループはダイバーシティを最重視して組んであるのでグループメイトたちはみんな国籍と出身業界が違います。P1の宿題の6割ぐらいはグループでやります。

すぐ仲良くなってさっさと宿題をこなすグループもあれば、喧嘩ばかりしてワークがうまくいかないグループもあります。私のグループはどちらかというと後者の方です。

グループのプライバシーもあるので詳細は話しませんが、私たちのグループには、たとえばこんな問題があります。

1. 時間の感覚の差 - 東京では「時間通りに着く」というのは少なくともミーティングの5分前に着くということですよね。でもここでは違います。いうまでもなく他の国籍の学生が同じように時間を守るわけではありません(笑)
2. プライオリティの差 - 学生のプライオリティーはみんな違います。例えば、社費で来てる学生はフェイルしなければ会社に戻れるのでクラスワークにあまり興味がない学生もいます。出来るだけいい成績をとりたい学生もいます。同級生との交流を最優先したい学生もいます。十人十色のプライオリティがあります。自分が優先したいことが必ずしもグループメイトたちが優先したいことと同じではないので、みんなのプライオリティのバランスをとる必要があります。時には妥協する必要もあります。
3. そうなんですが、中にはホントに訳わかんないよっていう人もいます!!- 連絡もせずにグループミーティングにこない人、来ても議論に参加しない、自己主張するだけで全く協力しない、なんていう学生もいます。こういう人もグループメイトの仲間ですから、一緒に取り組まなければいけません。

最初は、「なんでこういうグループになっちゃったんだよ~!!」と絶望してましたけど、
ようやく気づきました。
これって、ここでの勉強の一つなんだって。実社会ではこんなことはいくらでも起こります。
大変であるこそ、そこから学ぶところがあります。

そこで真剣に考えました。
どうすればもっと効率のいいグループにできるのか。どうすればみんながオンタイムに来てくれるようにできるのか。
この3ヶ月は、リーダーになるために最もいい訓練になっています。
こういうグループと一緒にグループワークが出来てたら、どこのグローバル企業のチームと一緒に仕事できると思う。

だから、もしあなたがピンとこないグループに入ったとしても、絶望しないで下さい。
あなたは順風満帆にいってるグループより色々学べるし、きっと成長することができると思います。