02 June, 2018

18D National Week Election!


こんにちは、18DWarioです!年始に入学したと思ったらあっという間に折り返し地点にきていて1年制のMBAの短さを改めて思い知っているここ最近です。
さて、今回はNational weekについて紹介したいと思います。半年毎に3つの地域及び国がINSEADを代表して1週間イベントを開催します。今週はちょうどレバノンウィーク(INSEADはなぜかレバノン人コミュニティが一大勢力)なのですが、学生のみんなが国の文化をよく知る良い機会となります。下記スケジュールですが、個人的に火曜日のベリーダンスレッスンとかとても興味あります。

















このNational week開催権を勝ち取る為に各国・地域がアピールし学生が投票する選挙形式となっているのですが、今回チームジャパンもEast Asia Weekの一員として参加しなんとか開催権を獲得しました!本ブログをたどる限り日本としては2012年から6年ぶりの勝利なのでしょうか。
今回はブースとプレゼンテーションにて東アジアをアピールしました。ブースにおいては饅頭や日本の煎餅等東アジアのお菓子を提供しながら、ディスプレイでワンピースやドラゴンボールを流したりしていました。プレゼンテーションでは各国一人ずつアピールポイントをプレゼンし、ナイスな映像を集めたビデオを流しました。東アジアの良さについて皆で考えるとても良い機会になりました。

(当日ブース付近の模様)


(当日プレゼンの模様と使用したプロモーションビデオ)


選挙に向けて中国、台湾、韓国、日本の東アジアの学生たちと協力し、同級生からの反応を得る中で感じたことを下記簡単ですがまとめてみます。

1, アジアとしてのチーム意識
今回チーム東アジアで準備及び当日の運営を行ったのですが、約90か国から学生が集まっているINSEADにおいては東アジアの学生は考え方が非常に似通っており(当然考え方の差異等あるものの)比較的スムーズに意気投合できると感じました。MBAにいったら日本人ばかりで固まってしまうのではないか?という懸念が入学当初あったのですが、実際は東南アジアまで含むアジア人でのグループを自然と形成することが多くアジアというのは一つのコミュニティであるということを再認識しました。私自身学生時代LEAF (Linking east asia future)という東アジアを中心とした学生団体を運営しており、10年たった今このように東アジアで結束し結果を残せたことはとても嬉しく感じました。 

2, 日本というアイデンティティ
これはNational Weekに限らずMBA生活を通してなのですが、日本は非常にアイデンティティが強いブランドだと感じています。今回の選挙でのプレゼンテーションでも日本のイメージは?と聞くと芸者、寿司、アニメ等々すぐに日本のイメージが浮かびます。またINSEAD恒例コスプレイベントDASHでもマリオブラザーズが多数見られました。組織行動論の授業でも日本人は最もハイコンテキスト(空気を読む)な文化だと教授が話したりするので、ローコンテキストな私は日本人じゃないと度々いじられたりしています。ここまで多くのイメージ及び関心を学生が持っている国は多くないので、日本人であることによって強いアドバンテージを感じます。この半年間で日本人であることへの誇りと日本の外からの認識への理解を深める事ができました。


(DASHでのマリオブラザーズの写真)

















3, INSEAD welcomes challenger
INSEADにはNational Weekのように学生が学校というプラットフォームを利用して他学生と刺激を与えあう機会に溢れています。そんなの何故参加するの?というスタンスですべてを見過ごすことも全然できるのですが、半年たった今実際こういった機会に力を注ぐ事の価値は非常に大きいと感じています。何よりもINSEADの学生達はリスクを取っている同級生に対してとても寛容なので、何かを挑戦するにはもってこいな環境です。私も残り半分の学生生活面白そうな機会には是非飛び込んでみたいと思います。

MBAはアカデミック以外にもたくさん楽しい部分がありますので、受験生の皆様は是非楽しみにしててください!