INSEAD Cultural Week 26J
こんにちは!26JのMです!INSEADでは、Cohort(学年)毎に学生主導で自国の文化を芸術、食事、伝統的なゲーム、音楽等を通じて紹介し、多様性を祝福し合う「Culture Week」が開催されています。私たち26Jは、11月19日と20日にシンガポールとフォンテーヌブローの両キャンパスで、日本文化を学生及び教職員に紹介しました。今回は日本ブースの様子をご紹介させていただきます。
シンガポールキャンパス – テーマは「お祭り」
シンガポールでは、「お祭り」をテーマにしたブースを企画しました。
キャンパス内で開かれた昼の部では、日本旅行のコンサルティングや、おみくじ、漢字を使った当て字ゲームなど、日本の「遊び心」を感じてもらえる企画を中心に実施しました。学生が自分の名前の当て字を見て歓声を上げたり、初めて引くおみくじに一喜一憂したりと、笑い声が絶えない明るい雰囲気が広がっていました。
旅行コンシェルジュ、食、書道、おみくじとラインナップが豊富なブースに!
夜は会場を外部に移し、よりカジュアルでインタラクティブな日本の「遊び」を紹介。山手線ゲーム、ほうれん草ゲーム、マリオカートなど、日本の大学生時代の飲み会やホームパーティーで親しまれる日本ならではのゲームに世界中から来たクラスメートたちが挑戦しました。クラスメートが必死で山手線ゲームを続けようとしたり、負けた人に罰ゲームが飛び交ったりと、国籍を超えて同じ空気で盛り上がる一体感が印象的でした。
フォンテーヌブローキャンパス – テーマは「和カフェ」
フォンテーヌブローキャンパスでは、日本の「静」の文化を味わってもらうため、「和カフェ」をテーマにブースを出展しました。
自家製の白玉と抹茶の提供、そして日本料理の基礎となる出汁のテイスティングを通じて、欧米化されていない「本物」の日本の食文化を伝えました。茶せんを使って点てた抹茶は特に人気で、学生たちは世界的に人気を博している「Matcha」の香りとお点前の美しさを楽しんでいました。
食中心のコンテンツで多くの方がブースに寄ってくれました!
ブースには複数名常駐していたものの、休む暇もないほどに終始賑わっており、学生一同嬉しい悲鳴を上げる結果となりました。夜の部では、山口県の銘酒「獺祭45」の一升瓶を3本提供しましたが、17時に抜栓してから僅か2時間足らずで約200杯の日本酒が完売するほどの超人気ぶりでした。
いずれのキャンパスにおいても、女性陣は浴衣、男性陣は法被で参加し、少しでも本格的な和の雰囲気を伝えることを心がけました。特にフォンテーヌブローでは、悟空とピカチュウのコスプレを実施したところ、写真撮影を求める学生や教職員から声をかけられ、伝統とポップカルチャーが自然に混じり合う光景は日本文化そのものの幅広さを象徴しているようでした。
個人的な感想になりますが、周囲のチームが直前の週末にパリで物資を調達していた中、企画段階から複数回ミーティングを実施し文書に企画内容をまとめ周到に準備を行っていた点は、日本人の真面目さや計画性の高さを感じる良い機会になりました。また、足元の円安傾向もあり来日経験のある学生も多かったのですが、日本旅行の良い思い出話に花が咲くことも多く、改めて日本文化の根強い人気を感じました。
Cultural Weekの機会に限らず、各国の文化を学ぶと同時に、世界中から集まる学生に日本文化の素晴らしさを伝えていければと26J一同考えております。INSEADのキャンパスやイベントの雰囲気をもっとお知りになりたい方は、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ!