Wednesday, December 15, 2010

Cabaret




年に2回、FontainebleauとSingaporeの両キャンパスで"Cabaret"と呼ばれる学芸会的なイベントが開かれます。
今回のCabaretで作成されたビデオをご紹介しておきます。

"Work Hard, Play Harder"な校風が伝われば、と思います。

↓こちらはシンガポールからのビデオです。

Wednesday, December 1, 2010

INSEAD MBAの1年間で得たものTop 3

Class of Dec 10のHKです(YMさん代理)。「MBA1年を通じて一番ためになったことは?」という問いに対する卒業間近の日本人七名それぞれの考えをまとめてご紹介します。今後INSEADを目指される方、そしてここで時間を過ごされる方の参考になれば幸いです。

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No.1:仕事(夢がなくてすみません)
No.2:自信
No.3:友情−本当はここにもう少し時間をかけたかったのですが、今頃になって少し後悔しています。
INSEADのプログラムは短期集中型なため、勉強、就職活動、遊びの三つの内二つだけそれなりにこなせると言われています。一年振り返って見て「少し遊び足りなかったのかな?」と思っています。

(AS)

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No.1:世界中に広がるネットワーク(仕事に活かせそうな人脈・仕事とは関係のない真の友情)
No.2:対人コミュニケーション力(話し相手の文化背景を考慮した上での笑いのとり方・タブー等)
No.3:ビジネスマンぽくなった(今まで縁のなかったAccountingやFinanceも少しは分かるようになった)

(SH)

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No.1: The only thing we have to fear is fear itself
Watching my classmates made me realize that some of the things that made me nervous were actually things that shouldn’t at all. There are very few things in life that are worth being afraid of. When in doubt, just do it!

No.2: Actual reality vs. perceptions of reality
The world we see is not actual reality, but only our perception of reality. This mismatch between reality and perceptions is what creates a lot of our disappointments, anxieties, misunderstandings, and conflicts. Just remember that your perceptions can be wrong, and there will be a lot less anxieties in your life!

No.3: The INSEAD Network
Compared to my small network that was confined to Japan and the US, I now have a network that spans the globe. Also, I have never met so many people that grew up in different countries, and can relate themselves to multiple cultures. The world is a small but at the same time vast place!

(RM)

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No.1: 世界中からの優秀な同世代を相手に、英語でガチで議論しあい、リードし、その中で価値を出す経験、自信
- 長年の宿願(新卒1年目の勤務先のグローバル研修で、海外オフィスの同僚に文字通りボコボコにやられて以来…)を果たすことができました。

No.2: 教授たちと教室内外で知的な議論をする経験と興奮
- 教授たちは研究だけでなく、教えることにも多大な情熱を注いでいます。それに真正面から答えることで、紙の上から学ぶだけでは決して得られない、血の通った学びを得られたと思います。職場復帰後も、折にふれてネタを提供して、彼らとの繋がりを深めていきたいと思います。

No.3: 企業活動を、企業価値の視点を軸に、活動サイクル(起業→発展→…→危機→再生→…)を一気通貫で捉える視点
- 特に起業フェーズと、企業財務活動(の企業価値に与える影響)については、今まで触れる機会がほとんどなかったため、学びが非常に大きく、また強く興味も持ちました。

番外: 妻子ともに海外で暮らす経験・自信
- 特に大の英語嫌いだった妻が「日本に戻らずここで暮らし続けたい」と主張するように。。INSEAD卒業生らしい生活への下準備ができたようです

(YM)

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No.1: ビジネスリテラシー
グローバルな環境でビジネスやマネジメントに関わるための読み書き算盤。かつては自分の立場や経験から解釈しがちだった仕事上の物事や世の中を、先人の知恵やノウハウを梃子にして互換性の高いフォーマットでより相対的に捉えるための癖やフレームを学んだ気がします。

No.2: 自分自身に関する理解
宙ぶらりんの状態で来し方行く末を考えざるを得ない一年間。これまで向き合った事の無いほど多様な情報や文脈の元で次々に意思決定を必要とする環境。そんな中に数ヶ月もいると自然と得られるデトックス効果が、自分自身の立ち位置、興味関心、強み弱み、得意不得意をよりクリアにしてくれました。

No.3: 人との出会い/別れ/繋がり
仕事場、 取引先、友人関係といった濃い繋がりの外側にある人付き合いの形。この1年間には、INSEADの内外前後を含めた広く薄い繋がりの中から双方に有益な場を作る、あるいは有意義な関係を築く機会が豊富にあったと思います。そこで得た付き合いのあり方に関する学び、そして人間関係そのものは、長い目で見て仕事面でもプライベート面でも人生を豊かにしてくれるはずです。勿論、2ヶ月程のサイクルでかなりの人数が二つのキャンパスを行き来し、お互いに沢山の刺激を受け合う同級生との関係が中心ではありますが、折角なのでそこに止まらず。

(HK)

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No.1: 世界中に広がるネットワーク
日本を飛び出して外国で勉強するということ自体、かなりの事であるはずなのですが、
キャンパスエクスチェンジに伴い1日2日でシンガポールからフランスへ荷物をまとめて移住したり、
授業や用事のため世界中のあちこちに気軽に飛んだり、まるでちょっとスーパーに買い物へ行くような
感覚で世界中を飛び回るようになった気がします。それぞれの行き先に知らないうちに貴重なネットワークが存在してしまっています。

No.2: financeのセンス
Finance schoolでは決してないのですが、INSEADのfinanceの教授はとってもすごい教授が揃っていて、financeの授業の質が大変高いという印象を受けました。
もともと、できることなら避けたいと思っていた分野だったはずですが、一生懸命勉強した甲斐があり、この1年で大変多くの有益な知識が身についたと思います。

No.3: 今後の日本についてのfood for thought
あちこちで、日本は終わった-これからはBRICSだ、のようなコメントを見聞きして、日本人なら誰でも寒い思いをすると思うのですが、
文字通り世界中から集まっている多くのクラスメートにとって、日本は特別な憧れの国であるという存在で、彼らは日本文化だけでなく、仕事やプライベートにおける日本人ならではの相手への気配り、丁寧さ、正確さなどを
大変高く評価してくれます。このような特別な要素は今後も日本の強みであり続けると思うので、もう終わりだと悲観するのではなくて、今後グローバル社会でいかに強みを活かしていくかを
前向きに考えることができるようになりました。また、INSEADの中で日本人は他国の学生に比べ少ない方ですが、7人しかいない我々のプロモーションは少人数でも授業での発言、ディスカッション、課外活動を通して日本のプレゼンスをみんなでかなり高めてきたと思います。

(NH)

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No.1:  これからビジネスを続けていく上で、きっと力になってくれる、「モノの見方」とか「行動する指針」のようなもの。
「すぐに役に立つ本は結局役に立たない」と言うけれど、それは勉強全般にもあてはまると思います。わかりやすい公式やフレームワークもたくさん習ったけど、根本的なモノの道理に立ち返った議論や、正解の無い漠然とした問いを通じて得たものの方が、長い目で見てボディブローのように効いてくるような気がします。特に、"Organizational
Behaviour"とカテゴリーされているコースでの体験は心に強く残っています。

No.2: そして、それはビジネスだけではなくて、家庭や社会とのつながりも含めた「生き方のヒント」。
ある授業で、「人生で最も幸せを感じた瞬間」と「最も自分を誇りに思った瞬間」を書くという課題があったのですが、実は仕事での成功について書く人はほとんどいなかったそうです。MBAには結婚や出産などのイベントを通過しつつある「お年頃」の学生も多いのですが、自分も色々な生き方を見ながら色々考えました。また、以前は関心の無かったSocial
Entrepreneurshipなどの分野にも触れることができ、自分が今まで狭い狭い世界に生きてきたことを思い知りました。

No.3: 美しい自然に囲まれた人間らしい生活
ビジネスよりも大切なことはたくさんある、と図らずもビジネススクールで改めて学んでしまったわけですが、それは学校の中だけで得たものではなく、美しい自然に囲まれ、季節の変化に日々驚き、美味しいものをたくさん食べながら、Fontainebleauでの生活全体を通じて得られたものだと思います。フランスの田舎生活で、夫婦共に成長できた一年でした。

No.4: 友人
これに勝るものはありません。これから世界のどこに行っても、たいていの場所に同志がいると思うと心強いかぎりです。みんなに恥ずかしくない生き方をしなくてはいけません。

No.5: "Top3"と言われているのに、絞りきれず結局5つも書いてしまう「自由な思考」

上記は順不同

(JS)

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Monday, November 22, 2010

サマーインターンの成果は秋に刈り取る

はじめて投稿します。Class of Dec 10のHKです。季節感の薄いシンガポールに8月末から来ていますが、このところ若干雨の多い時期に入っている気がします。

さて、INSEADへ1月に入学すると7月と8月が夏期休暇になります。この時期、特に欧州は夏休み真っ盛りですが、二ヶ月という限られた期間にインターンをする学生もかなりいます。学校のCareer Servicesによる2010年の調査結果(注1)によれば、この期間を利用して何かしらのインターンをした学生は全体の51%だそうです。

私は縁あってポルトガルのIT企業でインターンをする機会を得たのですが、未知の分野/環境で仕事が出来て非常に良い経験になりました。

案件の詳細はこの場ではボカして書かせていただきますが、とある次世代交通インフラに関わるソフトウェア関連ビジネスです。地元ポルトガル向けに作っている仕組みの製品化を検討し横展開を企画するというのが私の役割でした。具体的には市場/競合調査、協業先選定、ビジネスプラン作成、営業準備、シナリオ分析などです。

このインフラ自体はかなり大きな仕組みで、スマートグリッド等との連携まで含めると壮大な話になるのですが、まだまだ技術標準やマーケットが確立していない分野でもあり2、3年後の業界やプレーヤーがどんな状況になっているか極めて不透明な状況にあります。そんな中でこのインフラの一構成要素であるネットワーク管理システムというクリティカルながらニッチな領域を軸にしてビジネスを成り立たせていくという前提で、インターン先の事業部長と一緒に頭を捻りながら適正な価格モデルを探ったり、INSEADの教授(注2)にアドバイスもらいながらシナリオ分析を行ったり、潜在的な顧客・協業先へのコンタクトを通して仮説を検証したりという作業を同時並行で行っていきました。結果として、時期的・期間的に物事が進みづらいという所与の制約は受けたものの、ビジネス拡大に向けてのトリガーを引くことが出来たのではないかな、と思っています。

個人的にインターンで得られた経験として貴重だったことは、①小規模な組織の中で開発から販売までの一気通貫でビジネスに関われたこと、②世の中で今起こりつつある生のビジネスにINSEADでの学びを絡められたこと、③ポルトガルを拠点にして主に欧州市場を相手にするというこれまでに無い立場で仕事に取り組めたこと、の三点です。

また、ポルトガルという欧州の田舎で夏を過ごせたもの楽しい思い出です。フランスと比較すると英語も通じ易く、人も親切で、ポルトガル料理は日本人にとって親しみ易い上に安くて美味しく、天気も最高でした!


注1)1月入学の全学生に対するサーベイから得られた96%の有効回答に基づく結果です。他の主な数値情報は以下の通りです。
・平均インターン期間:7週間
・インターン中の平均ベース給料:4303ユーロ/月
・Home Country以外でのインターン:72%
・インターンをするつもりだった学生の内、インターン先を見つけられなかった割合;23%
・過去に勤務経験の無い企業でのインターン:96%
・インターン終了時にフルタイムのオファーをもらった割合:25%
・インターンを行った地域:西欧40.2%、アジアパシフィック39.9%、アフリカ・中東6.1%、北米4.5%、東欧3.7%、以下他地域
・インターン先の業界:事業会社44.3%、金融40.2%、コンサルティング15.5%


注2) 熱心に相談に乗ってくれたのはJürgen Mihmというドイツ人教授で、製品・サービスの開発に関して極めてリアルかつクリアカットな話をしてくれる先生です。ちなみに、インターンが終わった夏休み明けに彼が教えるStrategy for Product and Service Developmentという選択科目を取りました。文字通り様々な業種における開発戦略の授業なのですが、事業全般に関わるプロセスおよび組織の観点からの分析や議論も多く、色んな方にお薦め出来る授業の一つです。ケースに基づいたレクチャーのみならず、ロールプレイやプロジェクトなど体験型のクラスも随所に組み込まれていて飽きさせません。

Wednesday, October 20, 2010

こんな就活もあり?

December 2010クラスのSHです。時の流れははやいものでP4が昨日で終わってしまいましたが、P4に入ってからのINSEADはそれまでとはがらりと変わってみんな一気に就職活動モードでした。「今日は面接が3個もある」「□□の二次面接に進めた!」「△△の結果はダメだった…」というような会話ばかり。INSEADでの就職活動については、数ヶ月前に筆不精さんが全体像をこのページで書いてくれていますが、P4/P5で落ち着いて勉強と就活に本腰を入れられるようにも?P4が始まるまでにやっておいて良かったと個人的に感じることをご紹介させて頂きたいと思います。

夏休みにインターンのために東京に帰っていた際、ヘッドハンターからメールが来たので面白半分で返信してみると、その日のうちにまずはヘッドハンターと面接をすることに…。自分のキャリアビジョンに合った仕事を色々と紹介してくれるというので、中でも自分の希望する会社(日本で仕事するならこの会社かな…と思う会社)を挙げてみたところ、わずか数時間のうちにその会社との面接を組んでくれるに至りました。インターンのスケジュールが立て込んでいたため、日程調整の面ではかなり無理を言いまくったのですが、ヘッドハンターの効力なのか、自分の希望する会社もかなり柔軟に対応してくれて、わずか一週間で一次面接から内々定に至ったケースもありました。

ちなみにヘッドハンターはなぜか皆さん外国人。外資系企業の外国人マネージャーとのコネも強そうな感じでかなり頼りがいがありました。私の本当の希望は日本で働くことではないのですが、"Plan B"として夏休み中に内定をいくつかもらえたことで、P4の間は恐いもの知らずで就活に挑むことができたように思います。夏はインターンだけでなく仕事探しもしてみるのはいかがでしょうか。(Julyクラスの方は冬休みが活用できそうですよね?)

Sunday, October 17, 2010

イベント告知【INSEAD Halloween BBQ@Tokyo】

こんにちは。11D入学予定のtomokoleaです。

10月31日(日)にお台場でINSEAD Halloween BBQパーティが開催されるのでお知らせいたします。
卒業生、在校生、合格生の他にも、INSEADに興味のある方や、ご家族ご友人も大歓迎です。ぜひご参加ください。

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INSEAD Halloween BBQ
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【日時】2010年10月31日(日曜日)11:30~15:30

【場所】お台場 潮風公園 バーベキュー広場

【アクセス】「ゆりかもめ」台場駅もしくは船の科学館駅下車徒歩5分。駐車場あり。

【費用】
INSEAD Japanメンバーおよびその家族:1,500円(子供は無料)
メンバー以外:2,500円

【持ってくるもの】
必要であればピクニックチェア・シート、毛布など。
食事や飲み物は用意してありますが、特にご希望がある場合はご持参ください。

【参加対象者】
INSEADに関係する方すべて。
(INSEAD MBA, EMBA, Executive Programmes, PhDの卒業生、家族、友人、合格生、受験生、その他MBA卒業生など)

【主催】IAAJ Events Committee

参加できる方は、10月27日(水曜日)までに、insideinsead.jp@gmail.comまたはtomokoleaまでご連絡ください。

Thursday, October 7, 2010

こんな授業もあります。

10DのJです。こちらはすっかり秋で、Fontainebleauの森も美しく色付きはじめました。
早いものですでにP4も後半戦、INSEAD生活も残り3ヶ月となりました。

さて、学生の本分であるお勉強=授業に関する記事があまりないことにいまさら気付いたのでいくつか紹介します。

ご存知のとおり、講義+ケーススタディというのがMBAでもっともオーソドックスな授業スタイルですが、P4では私はいくつかユニークな授業を選択しています。

(その1)Realising Entrepreneurial Potential (Professor : Timothy Bovard)

「新しいビジネスのアイデアなんて持っていないけど、どっちかというと平凡な人間だけど、それでもEntrepreneurになりたい!」という人のために、「だったら個人で会社買ってみようよ」という実習です。

買収先の探し方、買収プロセスから、買収後の経営課題、そしてexitまでケースなどを通じて学びます。が、どちらかというと授業での内容はオマケで、このコースのハイライトはグループプロジェクトにあり。

実際に自分たちで買えそうな会社を見つけてきて、資料を入手して調査して、出来るかぎり現地を訪問、現経営陣とミーティングもして、最終的にはinvestment proposalを作成、ベンチャーキャピタルなどの本物の投資家の前でプレゼンをすることになっています。

「個人で会社を買う」などという発想はINSEADに来るまで考えたこともありませんでしたが、特に欧米では事例も豊富にあるようです。最初は、「個人で会社買収するって言ったってそんなお金ないし、、、」とひよっていましたが、「本当に良い案件だったらスポンサーは見つかるはずだ」とのこと。ごもっとも。

会社の探し方の一般論は教えてくれるけど、それ以上の手助けは全くしてくれません。ブローカーに頼るもよし、電話をひたすらかけまくるもよし、とにかく自分の力で探してこい、と冷たく野に放たれます。私のチームもまだもっぱら会社探しに大苦戦中です。誰か、私らでよかったら会社売ってください、、、

実際に、このREPのプロジェクトを卒業後も継続して実際に買収に踏み切り自ら経営を始める卒業生も少なくありません。授業ではほぼ毎回REPの先輩である卒業生がやってきて、自分の経験を語ってくれます。もちろん、成功例も失敗例もあるのですが、倒産の経験なども率直に語ってくれて、実は失敗談のほうが勉強になったりします。

先生は、自分自身が起業家であり、個人での企業買収をいくつも経験している凄腕の人。

(その2)Negotiations (Professor :William Maddux)

タイトルそのまま、交渉についての授業、というか訓練です。

毎回の授業で、ランダムにペアまたはチームを組まされて、それぞれがケースのなかでroleを与えられて実際に交渉を行い、そのあとにフィードバックがなされます。

シンプルな1対1の交渉から、チームでの交渉、e-mailでの交渉、代理人としての交渉、三つ巴・四つ巴での交渉などなど色々なシチュエーションが用意されています。
想像されるとおり、なかには本当にイヤな性格の(笑)交渉相手とあたることもあり、頭にくることも多いのですが、それも含めて楽しい授業です。

実際に交渉上手になるには当然授業だけでは不十分でさらなる実戦訓練が必要なのだと思いますが、色々な文化・性格のクラスメートの交渉スタイルをいろいろな角度から観察できたことはとても有意義だったと思います。もちろん、自分自身の交渉スタイルの強み弱みを知ることもでき貴重な体験でした。

最終課題は、学校の外に出て行って、何でもいいから交渉して来い!とのお題。さて、なにをネゴって来ましょうか、、、

(その3)Psychological Issues in Management (Professor : Fernando Bartolome)

この授業は強烈でした。とにかく教授がとんでもないのです。

人前で決して使ってはいけない英単語が授業中に常に使われます。明らかにpolitically incorrectなジョークを連発します。日本の学校にこんな教授がいたら確実にクビになるでしょうし、アメリカでは訴えられるでしょう。実際、「politically correctとか嫌いだからアメリカで教えるつもりは全く無い」と自分で言い切ります。

内容としては、シラバスには"Listening Skills"、"How to Cope With Stress"、"Career Choices"と言った言葉が並びますが、マネジメントに即活用できるスキルや知識を身に付けるための授業では全くありません。

とにかく、MBAの他の授業とは目指しているものが全く違います。株主利益(彼の言葉では、"share-f**king-holder value(笑))なんてクソ食らえと言いますし、MBAではleadershipがやたら喧伝されているけれど自分から見たら世の中のビジネスリーダーなんて自分勝手で強欲な人種に過ぎない、とも言っておりました。

しかしながら、実は、相当な人気教授。
最初は、大半の学生がこのスタイルに戸惑い、教室を出ると「変な授業だ」と皆で笑いあっていたのですが、徐々にこの世界に引き込まれていきます。

最終講義は"Managing the Relationship between Professional and Private Life"というタイトルだったのですが、深く心を打たれる授業で、多くの女子生徒は涙を流し、スタンディングオベーションの後は、学生全員が感謝の言葉とともに握手やハグを求めに教授に近寄っていく、壮絶な幕切れとなりました。こんな授業は人生で初めてでした。

最後の授業はもはやpsychologyでも何でもないのですが(笑)、自分の心に一生深く残る授業となると思います。
内容は企業秘密。好き嫌いはあると思いますが、ぜひ自分で受けてみてください。

いわゆるオーソドックスな授業での勉強もいいけれど、こういう五感をフル活用する授業がMBAの醍醐味かと思っています。

Monday, September 27, 2010

世界中のCEOとの会食

ご無沙汰しています、Dec '10のYMです。
早いもので9月も下旬、気づけばあと3ヶ月で卒業となりました。
目下の悩みは卒業旅行@コロンボに妻子ともども参加するか、そしてどちらのキャンパス(フランスvs.シンガポール)で卒業式に参加するか、です。
#勿論、真面目に勉強もしてます(笑

さて本題で、つい先日INSEAD主催の「世界中のCEOとの会食」に参加し、とても有意義な時間を過ごせたので、そのご報告です。

ご存知かもしれませんが、INSEADはMBAのみならず、企業の重役研修も大きな強みとしており、収入面ではMBA を凌ぐほど。
先日は、世界中の大~中企業のCEOを集めた「CEO研修」を実施していました。
そこで、「この経験豊富なCEOたちと意気軒昂なMBAの学生で会食したら、きっと何か面白いことがおこるんじゃない?」
という 考えから、INSEADのアジアキャンパスの一角にて会食が実施されました。
# ちなみに料理はキャンパス食堂運営のケータリング会社によるフレンチでしたが、仏系企業だけあり?なかなか侮れないお味でした。ごちそうさまでした。

参加者は、INSEADらしく非常に多様な顔ぶれで、たとえばCEOの国籍は以下のようでした。
・アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、オランダ、ポルトガル、スロヴェニア、シンガポール、インド、ブラジル、カタール、エジプト、リビア、南アフリカ
そしてMBA学生の国籍も、日本、中国、香港、シンガポール、アメリカ、ドイツ、スイス、フランス、イタリア、インド、ニュージーランド、パキスタン、ペルー、と負けずに多彩。
議論は、時に国籍関係なく普遍的・あるいは国際的な話題に、そして時に出身・在住国に関するローカルな話題に、と幅広く移っていきました。
CEOの堂々とした懐の深さのある話しぶりに対し、MBA学生の勢いある口調という対比も面白かったように思います。

この会食からの私個人の気づき、学びですが、特に強く感じたのは以下の点でしょうか。
1. 今リスクを取らずしていつとるのか: これはキャリア設計に関する助言なのですが、ぐさっと来ました。あるCEO曰く、「君たちは今一番リスクが取りやすい時期にいる」とのこと。私はこの1月に第一子をもうけ、家族を養わなければ!という重圧から、若干リスク回避的になっていたように思います。そして漠然と、リスクを取るのは後回しでいいや、と思っていました。しかし、彼は言います。「今リスクがとれないのに、どうして3年後にリスクが取れるようになっているのか?」…確かに、3年後といえば、今の子が大きくなっているだけでなく、下の子が出来ているかも知れません。重圧は確実に増しているでしょう。この気づきは、重要な決断を漠然と後回しにしていた自分にとって一つの警鐘となりました。
2. CEOの個人としての魅力・包容力: 参加していたCEOは、例外なく、包容力があり、魅力的でした。どういうことかというと、時に生意気で、挑戦的で、思い上がりがちなMBA学生の発言に対しても、実に大人で、寛容で、それでいて示唆にとんだ回答を返してくれたんです。常にMBA 学生の声に真摯に耳を傾け、時には自身の考え方の欠陥を認め。。いやー、大きいなぁ、と思いました。話していると、若さ・生意気さを含めて自分の事を受容してもらえている感覚、出来る限り若者の助けになろうとする意思、そして自らも誰からでも学ぼうという謙虚な姿勢を感じました。CEOという立場抜きで、こういうオトナになりたいな、と素直に思えました。
3. CEOにとっての研修とは?: 面白かったのは、MBAとCEO研修、同じような授業スタイル・内容でありながら、参加者にとっての位置づけが違うんだな、という気づきです。単純化すると、MBA学生にとっての授業が今後マネジメントとして経験するであろう事柄の「受け皿作り」だとすると、CEO(あるいは重役)にとっての研修は、その受け皿上にたまった経験の棚卸し、整理、今後への活かし方の検討の場だといういうことです。あるCEO曰く、「経営とは常に走り続けることであり、その過程に立ち止まって振り返る余裕はない、そんな中、今回のような研修は過去を振り返り、今後の方針を考えるとても貴重な機会となる」とのこと。これまで、MBAは一度とればそれで終わり、ビジネススクールよサヨウナラ、と思っていた私ですが、こういった活かし方もあるんだな、と気付かされました。

最後に日本ネタですが、日本と商関係のあるCEO数人から「日本は大好きだし、その卓越した製造業を尊敬している」とコメントを頂きました。これを誇りに思うと共に、「日本人はあまりこういう場にこないと思っていたので、私に会って驚いた」という話も聞き、(正直言ってあまり得意ではないものの)こういう場にはやはり積極的に出て行くべきだし、出ていきたいな、とも思いました。

***

通常のMBA プログラムでも、日頃からCEOの講演会や、授業での招待講演による講義など、
CEOレベルの方々と接する機会は豊富にありますが、その中でも今回のイベントは複数のCEOの方々と深く個人的な会話ができたという意味で、特別な印象が残りました。
そして、不遜にも、いつかはあちら側で参加するのも悪くないな、などと思いながら帰路につきました。

Wednesday, September 1, 2010

イベント告知

受験生の方へ、イベントのお知らせです。

前日にはINSEAD単独のイベント(→こちら)もあるようですので、あわせてお知らせいたします。

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【QS World MBA Tour Premium】
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【日時】 2010年9月9日(木曜日) 午後4時~午後9時
【会場】 シェラトン都ホテル 〒108-8640 東京都港区白金台1-1-50
http://www.miyakohotels.ne.jp/tokyo/access/index.html

【費用】 下記事前登録で入場無料 (当日入場の場合500円)
http://www.topmba.com/mba-tour/Tokyo-premium?&utm_source=reg&utm_medium=online&utm_campaign=StudentBlog

【Facebook】http://www.facebook.com/pages/Top-Grad-School-Japan/150437471648586#!/pages/Top-MBA-Japan/153211874695669?ref=ts

【Twitter】 http://twitter.com/QS_AsiaPacific 

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【主催:QS Quacquarelli Symonds Ltd.】
http://www.topmba.com/
QS社は高等教育に関するイベントやランキング情報等を通じて人と教育機関と企業を結ぶ活動を行っています。
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【QS ワールドMBAツアーとは】
世界のトップビジネススクール入学審査官らが、東京含むアジア、北米、ヨーロッパを世界最大規模で全52都市を巡回する予定で、日本開催は今年で8回目になります。数百名のMBAを目指す方々の参加が見込まれ、ブースに立つ卒業生や出願者同士のコミュニケーションも大きな魅力です。プログラム内容や卒業後の就職案内など情報入手のチャンスです。当日ブースで会話した学校関係者が、選考プロセスにて実際のインタビュアーや審査官であることは珍しくありません。是非ご参加ください。
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【当日のタイムテーブル】
16:00-17:00 入学審査官によるパネルディスカッション「MBA合格をつかむキーポイント」(ESADE他)
17:00-18:00 トップ校プレゼンテーション(INSEAD他)
18:00-19:30 トップ校入学審査官との座談会(参加者は要事前選考)
19:30-21:00 オープンフェア
20:00-20:45 企業採用担当によるディスカッション「MBA卒業後のキャリア形成について」(日本GE他)

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【参加予定校(一部)】
INSEAD、IE、ESADE、IMD、LBS、Michigan、Boston University他

★事前登録はこちらから★
http://www.topmba.com/mba-tour/Tokyo-premium?&utm_source=reg&utm_medium=online&utm_campaign=StudentBlog

Tuesday, August 17, 2010

Conheça a Insead, uma das melhores escolas de pós-graduação da Europa



ブラジルのTV番組でINSEADの様子が紹介されました。

全編ポルトガル語で何を言っているのかほとんど分かりませんが、キャンパスの雰囲気はよく伝わってくると思います。

フルバージョンはこちらのリンクをどうぞ。

Tuesday, July 27, 2010

INSEADでWorld Cupを見るということ

'10DのJSです。
ずいぶんタイミングを逃していますが、World Cupは大盛り上がりでしたね!

INSEADでもカフェテリアに大スクリーンが用意され、キャンパス中がすっかり観戦モードになっていました。
このSouth Africa大会は、JAPANの大健闘もさることながら、自分にとってはINSEADのdiversityを満喫することのできた忘れられない大会となりました。

同学年の中に出場32ヶ国中25ヶ国の学生がいて、どの試合でも当事者がいるので、カフェテリアはいつも大興奮です。
フランスはさっさと敗退してしまいましたが、Fontainebleauキャンパスでは一部のフランス人学生を除いては関係ナシ、最後まで大いに盛り上がっていました(決勝戦の頃には夏休みに入ってしまっていたのが少し残念ではありました)。


自分の国の試合があるときは、たいていの学生は授業サボります。
そうでなくてもソワソワしている人が多い(含む、教授)ので、ある授業ではケータイで試合をチェックする係(得点があったらシャウトしてみんなに報告する)を決めて、それ以外の人はちゃんと授業に集中する、という特別ルールも設けられました。

大会前は日本人として肩身の狭い思いをせざるを得ないのかと憂うつな気持ちでしたが、始まってみれば、他のクラスメートを驚かすことができて満足です。日本バンザイ!

サッカー好きの受験者の方はぜひ2014年まで受験を待ってください。

↓はご参考まで、Class of 2010 December(全部で500人弱)のうちWorld Cup出場国の学生の人数を調べてみたものです。INSEADのDiversityを少しでもイメージできればと思います。


フランス 52人
アメリカ 44人
イギリス 43人
イタリア 30人
ドイツ 23人
ブラジル 16人
スペイン、オーストラリア 15人
オランダ 14人
韓国 13人
ポルトガル 12人
スイス 9人
日本 7人
ナイジェリア、ギリシャ、メキシコ、ニュージーランド 4人
アルゼンチン、チリ 3人
アルジェリア、デンマーク、セルビア、スロバキア、南アフリカ 2人
カメルーン 1人
コートジボアール、ガーナ、ホンデュラス、北朝鮮、パラグアイ、スロベニア、ウルグアイ 0人

(Fontainebleau/Singapore両キャンパス合計。Dual Nationalityも全てカウント。)

Thursday, July 1, 2010

INSEADでの就職活動

こんにちは、10J筆不精です。
今日は少しまともな話をします。就活についてです。

どうでもいいエントリーは後回しにして、本当はこれを第一に書かないといけなかったのですが、いかんせん筆が進みませんでした。昨今の世界的不況の影響で就活に関する話題がMBA三大タブーの一つとなってしまったということもありますが、INSEAD特有の理由もいくつかあります。

みんながやれIBだ戦コンだとMBAらしいことを言ってくれれば良いのですが、INSEADの”Diversity”のせいでしょうか、マニアックな活動をしている学生が多く、まとまりがないんです。また、学生の平均年齢が米国のMBAより若干高く入学前に”一般的なポストMBAのポジション”を経験済の人が多いので、よくあるMBA向け求人とマッチしていない可能性もあります。

というわけで、活動内容にかなり個体差があるので一般化した話があまりできず以下ゴチャゴチャした内容となりますが、どうかお許しください。INSEADの学生が過密スケジュールの中どのように職探しをしているのか、少しでもイメージを持ってもらえれば幸いです。

【就活方法】

就活のツールは、オンキャンパスリクルーティング、INSEADキャリアサービス掲示の求人情報、直接応募、インターン、人材紹介会社、思い切って起業、など様々。企業側から学生にコンタクトをとってくることもあります。リクルーターはCV-Book(INSEAD学生のCV集)やINSEADキャリアサービスの情報を参照できるので、経歴の合いそうな学生に個別に仕掛けてきます。もちろん、学生が同意しなければ個人情報は公開されません。


【就活スケジュール】

学校が推奨(?)しているのは、MBAプログラムの後半に就職活動のピークをもってくるスケジューリングです。具体的にはP4-P5(P1が最初の2ヶ月、P5が最後の2ヶ月)に重点を置いて就活するパターンが多いようです。殺人的スケジュールで悪名高いINSEADですが、この期間はさすがにプログラムもスローダウンします。また、オンキャンパスリクルーティングで企業が多く訪問してくれるのもこの時期です。

しかし、この一般的スケジュールに沿って活動するにあたり、いくつか注意しないといけないこともあります。

  1. 米系MBAを中心に考えているリクルーターは当然ながらINSEADのスケジュールなど知ったこっちゃありません。場合によってはP1からフルタイムのポジションに応募しなければならない可能性があります。

  2. 日本のリクルーターもINSEADのスケジュールなんて知りません(たぶん)。

  3. P1-P2のスケジュールは結構きついので(第二外国語を既にパスしていたり、履修免除科目がある場合は多少余裕あり)、この時期に本格的な就活をするのはそれなりの勇気が要ります。また、9月入学のプログラムで11月のボストンキャリアフォーラムに出る場合、忙しい時期に授業を何コマかすっ飛ばすことになります(チームメイトに白い目で見られたり出席点が少し下がったりすること請け合いですが、実行は可能でしょう)。

どのようにスケジュールを設定するかは、以下によって異なってくるので、自分と似た境遇の卒業生を捕まえて話を聞くのが一番だと思います。

  • どの業界狙い?(例:大手金融は米国MBAに合わせた採用スケジュールになりがち)
  • どの国狙い?(例:米国&日本採用は米国MBAに合わせた採用スケジュールになりがち)
  • 業界・職種は変える?(経験のない分野の場合、面接回数が増え最終決定も時間がかかるかもしれません)
  • 1月 or 9月入学?
  • 最悪、在学中に決まらなくてもOK? など。

【インターン】

  • 9月入学プログラムの場合、長い休みがないため基本的にインターンはできません(卒業後インターンという特殊ケースを除く)。なので、実質的にインターンが入社の必須条件になっているような会社への就職を目指す場合、1月入学プログラムを受験した方が良いのかもしれません。

  • スケジュールにも注意が必要です。ボストンキャリアフォーラムのタイミングでインターン候補生を絞りにかかる会社の場合、それを念頭に活動しなければなりません。つまり、入学もしてないのにインターン先を探すことになります。

  • 9月入学プログラムでも卒業後インターンをする人もいることはいます。理由は様々で、もとの会社に戻るまでの休暇期間に社会勉強的な感じでインターンに参加するとか、フルタイムでのオファーが出ず試用期間扱いとして就業するケースなどがあります。

【オンキャンパス・リクルーティング】

  • 訪問企業の過去実績は学校のHPで確認できます。誰もが知っている大企業からベンチャー的な企業まで多くの会社が訪問してくれます。残念ながら、日系企業の訪問はほぼ無いと思ってください。
  • 実際に応募しなくても企業研究のためにプレゼンだけ聞きに行ったりすることもできますし、実際に応募したい場合は学校のシステムから申し込みできます。

【その他】

  • 遠方の企業に応募した場合、序盤はビデオカンファレンス・電話面接などで対応してくれるケースが多いですが、ある程度話が進むと現地面接が基本です。旅費は会社がもってくれるケースがあります。
  • 学校のキャリアサービスが進路相談やCV・Motivation letterの書き方指導などをしてくれるようです。僕自身は最初に会ったキャリアサービスの人達の印象が悪かったため、時間の無駄だと判断し一切利用していません。
  • 一般的に、業種・職種・国、これらの全てを変えるのは相当難しいようです。現実的なのは、多くて二つまで、ということみたいです。僕は2つ変えましたが、やはり大変でした。入社後はもっと大変でしょうけど。

  • 様々な企業や人材紹介会社(アクシアムなど)がMBA合格者向イベントを開催してくれます。日程や応募方法は、MBA予備校の掲示板、アルファリーダーズのHP、個別企業の採用情報欄などで確認できます。

  • 安物携帯での電話面接は非常に危険です。特にシンガポールの安物は想像を絶する品質(糸電話レベル)で、母国語の会話でもほぼ聞き取れないことが多々ありました。短期滞在だからといってあまりケチらない方が賢明かもしれません。

なお、INSEADでは派遣や休職中で就活する必要のない学生は圧倒的な「羨望の対象」であり、困ったときにグループワークを一手に引き受けてくれる「なんか便利な人」であります。いろいろと注意しましょう。

Wednesday, June 23, 2010

在校生に聞くGMAT&TOEFL



INSIDE INSEAD調査班のJSです。

今回は、INSEAD入学のために残念ながら避けて通れないGMATとTOEFLについて、実際に合格している現役生('10J&'10D)+2010年9月入学の数名にアンケート調査してみました。


GMAT
(回答者:10人)平均:714.0

















ちなみにINSEADの合格者全体での平均点は約700点で、QuantitativeとVerbalでそれぞれ70パーセンタイル以上を取っていることが望ましいとのことです。
詳しくは、INSEADのofficial websiteのAdmissions Criteriaの項を参照ください。

TOEFL

(回答者:7人)平均:112.9















INSEADでは、TOEFLのほかにTOEICやIELTSなども認められています。
受験にあたってはTOEFL105点(TOEIC950点、IELTS7.5点)が最低要件となっています。

もちろん、選考にあたっては、テストの点は一要素に過ぎません。
Admissions Criteriaによれば、

①Academic Capacity
②Leadership Potential and Professional Experience
③International Outlook
④Ability to Contribute to the INSEAD Experience

の4つが総合的に評価されるとのことです。

それでは、Good luck!

Tuesday, June 8, 2010

子供&INSEADパート2

10J筆まめです。前回のエントリーでいかに子連れでMBAをするのが困難かを説いたしまったために落ち込んでしまった方へ。前回少々キツめのことを書きましたので、今回はやわらかいネタでいきたいと思います。

6歳児、4歳児の子連れでFontainebleauに一年間住んでみて、振り返るとたくさん遊びに行きました。典型的なINSEAD生はヨーロッパ各地を毎週のように旅行していますが、わが家は♂x2人を毎度毎度飛行機で連れ出すわけに行かないので、とにかく近距離圏内でいろいろ遊びました。

1.ディズニーランド・パリ:2回以上行く予定であれば年間パスを購入しましょう。わが家はちょうどキャンペーン中で子供たちのパスは無料でした。年間パスがあると駐車場無料、レストランやホテルは割引ありでかなりお得です。パスによっては開園2時間前のまだ空いている時間帯に入園できるので思い切り遊べます。注意点:ディズニーランド・パリの英語サイトではすべてのキャンペーン情報が網羅されていないので、フランス語サイトから入ってGoogle翻訳しましょう。

2.Bois Le RoiにあるBase de Loisirs: Base de Loisirsというのはフランス各地にある公共のスポーツ複合施設のことをいいます。Fontainebleauから運転して10分くらいのところにあるBois Le Roi村に乗馬、ランニング、ピクニック、テニス、アーチェリーなどなどなどができる場所があり、天気がよいと本当に気持ちよいです。日曜日の午後3時頃から幼児から小学生は有料でポニーに乗れます。公園には遊具が多数あり子供たちは何時間でも楽しんでいます。注意:砂浜と湖で海を演出している一見素敵な場所がありますが、先日子供たちを泳がせていたら水辺は何かの動物のう○ちが縁取っていることを発見してショックを受けました。ご利用の際は注意して!

3.La Cantonnerie:  Fontainebleauから運転して15分くらいのところに映画館、スケート場、ボーリング場、ゴーカート場の複合施設があります。わが家の♂x2人はここでアイススケートの楽しさを覚えました。また、Fontainebleauの中心にも立派な映画館がありますが、La Cantonnerieの映画館はネットで観賞券を事前購入すると一枚€7が一枚€5になります。

4.Vaux Le Vicomte: 次男の幼稚園から行った遠足にも利用されたシャトーです。Fontainebleauからは運転して30分くらいです。ヴェルサイユ宮殿建設の直接のきっかけとなった立派なシャトーで、子供用の仮装グッズが常備されています(週末は有料)。ろう人形博物館も併設されているので怖がらなければ子供たちも楽しめます。

この他運転して一時間くらいでパリにあるLa Villetteや、パリ近郊にあるPlaymobil Fun Parkは両方とも駐車場完備で屋内にあるので寒い冬の間は重宝しました。

それではみなさん、「中途半端」にMBA+子育て頑張りましょう!

Sunday, May 30, 2010

INSEAD嫌いの皆さまへ

こんにちは、10J筆不精です。

卒業間際の僕をいまだ悩ます一つの質問があります。”Why INSEAD…?”
昨年夏に渡仏して以来、何回聞かれたかわかりません。

「いやぁ実はこういう経緯で、かくかくしかじか」

何回聞かれようが嬉々として語るべきところなのですが、これを聞かれる度なんとも言えない気分になるです。なにを隠そう、筆不精はINSEADが大キライだったのです。

ほぼ全ての学生が「I ❤ INSEAD」状態といっても過言では無く、ここ以外は出願さえ考えなかったいう学生も多くいる状況下、校内で本音を打ち明けることなどできようはずがありません。

「うーん、INSEADってなんとなくステキやん?」、1年近くこう誤魔化してきました。

受験前に10校以上のMBAスクールを訪問したのですが、INSEADは最も肌に合わないと感じた学校と言って差し支えないほど、フィットを感じませんでした。1年間に凝縮された質の高いプログラム、ランキングと上々の評判、優秀な教授陣、近代的で美しいキャンパス、フレンドリーなアドミの方達、、、何も文句はないはず。

でも合わなかったのです、学生さんたちの雰囲気が。なんかみんなキャピキャピ(死語?)してるし、そして何より勉強とかちょー大変そう(じゃあ大学院とか受験するなって話ですが、、)。

フィットを感じない学生達と1年間ものすごい勉強するとか、ドM以外には取り得ない選択肢です。しかしGMATを終え出願先を絞ろうとした矢先、天国のお師匠様が残してくれた言葉がふと頭をよぎります。

「若者よ、目の前に二つの道があるときは、迷わず険しい方をゆきなさい。」

当時、まだ駆け出しの社会人であった筆不精はこれを聞いたとき、心の中で叫びました。

「うそーん。」

しかし社会人人生を振り返ってみると、自身の成長に大きく寄与したのは、「身の丈を大きく超えたプロジェクト」であり「聞いた瞬間、卒倒しそうになった辞令」であったことに気付きます。

もう三十路だけど、もう一度足掻いてみるか、、、



そして今、1年前は大嫌いであったこの学校で卒業が目の前に迫っています。で、思うのです。

「あの選択は間違ってなかった!ついでにお師匠様も間違ってなかった!!」

居心地はやはり決して良くは無かったです。あまりのつらさにキャンパスから東京目掛け走って逃げたこともあります。走り疲れて正気に戻ると、東京までの残り距離は概算9728km。海もあるし、たぶん辿り着けません。

それでも予想以上の多くのことを学ぶことができました。これまで回りにいた人間からは絶対に出てこないような意見やアプローチの数々。自分がいかに小さい世界で生きてきたのかを思い知らされました。いまではINSEADのクラスメートはみんな愛すべきヘンタイ野郎どもです。

巷では「フィット感のある学校」に行くのが良いとされているようです。
僕はそう思いません。
INSEAD嫌いのそこのあなた、INSEAD出願を検討してみませんか?

Saturday, May 29, 2010

ナショナル・ウィーク開催合戦


10Dの日本ファンです。はじめまして。あまりのすることの多さに
圧倒され今まで一度も投稿できていなく、初めての投稿になります。
すみませんでした。
筆まめさんのような素敵なペンネームがあればいいのですが、
私の場合は、日本が純粋にとても好きで、日本の良さをINSEADの
クラスメートに伝えるのが使命だと本気で思っているので、
日本ファンとしてみました。
(扇風機のfanではありません)

先週はナショナル・ウィーク開催の4枠(1学期につき2枠)を
10カ国で競う大プレゼンテーション大会がありました。
学期が始まったばかりで何かと忙しくしている中
(特にシンガポールとフォンテンブローキャンパスを
移動した人にとっては、新しい生活設営に
四苦八苦している中)、開催のお知らせが来たのも
とてもshort noticeで、各国それぞれみんながみんな
準備に翻弄されました。(生徒会ももっとみんなの
スケジュールを考えてほしいと思ったのは私だけではありません!)

出場国は10カ国。しかし、カナダが直前に辞退したので、
実質9カ国で4枠を競いました。INSEADでは日本人人口が
他国に比べ少なく、とても日本だけではマンパワーが足りないので、
我々日本チームは、韓国とタイアップしました。
お互い、文化も食べ物もsimilar,but very differentと
認識しているので、Korea vs Japanという形で出場しました。
こういう形のタイアップは新しいので、
クラスメートたちの受けが良かったです。
結果として、日韓の親睦が一層深まったのも嬉しいことです。

ほぼ一週間未満しか準備期間がなかった中、
プロモーションビデオを作成し、衣装(浴衣など)、
小道具(太鼓)、スタンドで配る食物、お菓子、お酒、
折りヅルetcを用意しました。もちろん授業もあるので、
勉強もしつつ、コアメンバーは毎日朝4時くらいまで
作業に取り掛かり、なんとか時間に間に合わせました。

さて当日(以下フォンテンブローキャンパスについてです)。
講堂でおとなしく各国のプレゼンを順番に見るのかと
思っていたら、、、めちゃくちゃです(笑)。(写真参照)
机の上にみんな立ち上がり踊りまくり、後ろからはステージが見えない、
organizerの指示が聞こえない、投票の紙が正しく配られていない、
投票箱がどこにあるか誰も知らない、ないないづくしで日本人の感覚
ではあまりにも無茶苦茶なのでイライラしました。
こんなので民主主義の投票ができるのか?!と不安になりました。
(日本では考えられないいい加減さに苦笑)
それ以前にまず開始時間になってもみんな来ない、
ITトラブル+プレゼン規定時間を守っていない、などで、
トップバッターのアフリカが終わった頃には既に
4カ国分の時間が過ぎていました。盛り上がればそれでいいのかも
しれないけど、全部で9カ国が出場するのであんまり長々と時間を
取られても困るわけです。ぴったり15分のプレゼンをしたのは
日韓チームのみ(我ながらさすが日韓と思います。)でした。
あまりにも遅いので、最後のチームのインドのプレゼンの頃には
半分以上の人が既に家に帰っていました。

我々はカラフルな浴衣と民族衣装で登場、そして韓国勢が
用意してくれた太鼓のパフォーマンスで他国との差別化を図り、
大好評でした。多くのクラスメートが駆け寄ってきてくれ、
"You guys were amazing!"と言ってくれました。
何人かはわざわざ"I will vote for you guys."
と言って目の前で投票してくれました。

結果。クラスメート達の温かい声援にも関わらず、
残念ながら上位4カ国は
①インド②レバノン③アフリカ④オランダ&ベルギーになってしまいました。
日本は惜しくも5位でした!!!!!!!!!!ほんとに惜しいです。
ご協力くださった皆様には本当に申し訳ないですが、
ベストを尽くしたけれども、
もともと人口の差も影響しているのも否めません。
INSEAD日本人人口に比べ、
インド人は7倍、オランダ+ベルギー人は5倍、レバノン人+周辺国は4倍も
いるのですから、日本人は少ないのによく頑張ったと思います。
(自分で言うのもなんですが)
インドのプレゼンまで残っていた人は少ないのに、なぜインドが1位
なのか?それはインド人+インド系XX人人口の多さを物語っています。
INSEADでは日本に興味を示してくれるクラスメートがたくさんいます。
彼らは日本が入らなかったことに関してとても残念がってくれました。

今回は残念でしたが、別な形で日本を紹介したいと思っています。
(既にPlan B作成中)
新鮮で多彩なJapanese dishes、最先端のfashion、
きめ細やかなservice、テクノロジー、アニメなど、
人々を惹き付ける素晴らしいものが日本に
揃っています。
次の代の日本人チームが次回戦う時はぜひ情報を
共有していきたいと思います!

最後に、ご協力くださった皆様、大変ありがとうございました!!!!!
ひとりひとりの方々のご協力がなければ実現できませんでした。
我々のgreat team workに乾杯☆

Friday, May 28, 2010

子供&INSEAD

10J筆まめです。順番的に10J筆不精さんが投稿するのを待っていたのですが、その名のごとく本当に筆不精なのでしょうか、個人的に待ちきれなくなっての投稿です。

今日は「はたしてINSEADと子育ては両立できるのか」について事例を紹介しながら少し考えていきたいと思います。

私の場合は子供たちがわりと大きくなってからのMBAですが、友人でINSEAD生ながら出産した女性が2人います。その方たちのケースを紹介しましょう。

より衝撃的なケース:フランス人女性、32歳。初産。P2試験中だったため破水後もテストを受け続けた。出産の翌日にも試験があったがこれはさすがに休み、ちょうど冬休み(3週間)に入ったため3週間後に社会復帰してすぐに試験を受け直した。今後離婚予定。P1からP5までブランクなし。現在生後4カ月になる赤ちゃん(♂)は一緒に住んでくれている実母が平日お世話をしてくれる。お母さんは毎週週末パリに帰ってしまうので、週末は一人で赤ちゃんの世話をしている。

より衝撃の少ないケース:
フランス人女性、30歳。初産。P1は私と一緒に受け、P2からP5までは1つ下のプロモーションと共に受けている。つまり、昨年11月から今年2月末まで産休。4カ月間のブランクのためMBA生活は本来10カ月のところ16カ月になる(夏休みをはさむことになってしまったため)。出産時に硬膜外麻酔を使用したが麻酔医がいわゆるデュラパン(dural puncture:硬膜を破って脊髄液がもれる状態にすること)をしたため退院が延期となった。現在赤ちゃん(♂)は平日の日中近所に住む「保育ママ」に預けられている。夫婦円満。

前者は初産後3週間で学校に復帰してきた直後に一部のP2の再試を受けているわけです。出産後3週間というと日本ではまだあまり外出もせず家でゆったりと赤ちゃんと過ごす雰囲気があります。まだ赤ちゃんは昼夜の差を理解してくれないので自分の睡眠も不定です。さらにその方は今後シングルマザーになる予定です。その方の話を聞いたときは心底驚きました。後者はまだ穏やかなストーリーですが、それでもかなり大変な思いをしているようです。

その他、ご主人が大学院生や青年実業家でわりと時間的に余裕があり自由の利くご家庭は子供の世話を日中ご主人が請け負っているところもあります(個人的に3組くらい知っています)。ご主人が仕事で忙しいおうちは住み込みのナニーを雇ったり、実母が応援にきたりしています。夫婦とも同時期にINSEAD生の方たちもやはり日中ベビーシッターさんにお世話になっているようです。

女性向けに話をしましたが、お父さんも頑張っているINSEADです。INSEAD中に奥さんが出産した子育て真最中パパや、子供たち2人のお世話を奥さんと協力し合いながらこなしている成績優秀者パパもいます。

ようは、INSEADではみんなスーパーピープルです。

Monday, May 17, 2010

Building Business in India

10JのSNです。
筆まめさんと筆不精さんの後で若干書きにくいですが、今回はP4とP5の休み中にあったelective、「Building Business in India (BBI)」について投稿します。

INSEADのcore valueのひとつにentrepreneurshipがあります。P3から選択科目になりますが、entrepreneurshipの授業が結構目立ちます。また、先日のLeadership Summit Europe 2010 (http://www.insead.edu/events/leadershipsummitEurope2010/index.cfm) でも焦点となりましたが、INSEADではemerging marketの重要性が取り上げられ、これらの国々でどのようにentrepreneurshipを発揮するかが多くテーマに挙げられます。

それを象徴するかの如く、これらの国々を実際訪問し、現地の企業・起業家やカンファレンスに参加し見聞・ネットワークを広める選択科目がINSEADにはいくつかあります。India, China, Brazil, Silicon Valleyなどありますが、私は個人的にIndiaに興味があったので、BBIに参加してきました。

コース自体は5日間。前半2日間はデリー近郊のグルガオン。後半3日間はムンバイ。私はそれにバンガロールの訪問と、Taj Mahalのツアーを追加しました。

コースでは、インドの商工会議所でインドの経済状況についてレクチャーを受けたり、インドの監査法人にてインドの法制度について学んだり、またインド人Alumniからインドの宗教・カーストの現状やインドビジネスに関する概要等について説明があったりと、インドのビジネス・社会の概要を効率的に把握することができました。
その他にはインドの起業家達やインドに投資しているAngel/VC/PE Fundの人達から夫々のビジネスについてプレゼンしてもらい、現在のビジネス課題について討議したり、HeroHondaというHondaのバイクの合弁会社の工場を視察したり、映画Slumdog MillionaireのモデルとなったSlumを見学したりと、盛りだくさんでしたが5日間で相当インドの理解が深まりました。

個人的に新興国に行った事がなかったので、なかなか新鮮でした。
一台のバイクに家族4人が乗っていたり、牛が道路を横切っていたり、そこらへんで人が寝ていたり、停電で商店が暗がりだったり、食べる食事が全部辛かったり、外人プライスとローカルプライスがあっていちいち値切らなければならなかったり、挙げれば切りがないですが、総じて人々のパワーを感じた旅でした。
特にSlumの人達は貧しいながらも、笑顔で毎日を力強く生きている印象を受けました。

これからelectiveを選択される方には「Building Business in XX」をお勧めします。
(参加するだけで、0.5 Creditですし。。。)
中国に行ったクラスメートはExpoに参加してきたみたいです。
インドの行かれる方は、食事には十分注意してください。私は歯磨きでもミネラルウォーターを使いましたが、結局お腹を壊しました。(泣)
諦めて、早くIndianizeした方が良いのかもしれません。

Saturday, May 15, 2010

スーツケースの中味

10Jの筆まめです。INSEADの一年間をFontainebleauのみで過ごしています。

さて、私の前エントリー筆不精さんの前エントリーとどうでもよいネタが多いので、今日は実用的な内容でお送りしたいと思います(ずっと昔のINSIDE INSEAD投稿の内容とかぶります)。

OECDのメンバーとして長年経過したこのフランスという国、住んでみると個人的にはまだOECDとして認められてはいけないのではと思ってしまいます。つまり日常的に「ココは発展途上国?」と感じることが多々あります。ASさんが以前投稿しているようなサービス精神の欠如もさることながら、日用品でも「・・(目が点)」となることが多々あります。

こだわりが強い場合は持参したいもの(注:個人的趣味も多数含む)
1.サランラップ:70年後半のアメリカの製品並みの低品質。箱から引っぱり出すときは引っぱりづらいわ、いざ切ろうとすると逆にのびのびになるわ、お皿に巻こうとすると浮いてくるわ。私は低品質の台所用品に対してアレルギーがあるので、サランラップは一年分日本から持参しました。現在最後のクレラップを使用中で、滞在中あと2カ月で切れたらどう生き延びようか検討中です。
2.便座カバー:寒い冬の間、おしりが暖かいほうが良ければご持参ください。確かに冬の夜中のトイレは寒いので。
3.洗顔フォーム:こちらの洗顔剤は泡立ちません。お肌をあわあわにして洗顔するのが好きな人はビオレなどお持ちください。
4.マヨネーズ:こちらのマヨネーズはマスタード入りなので、少しぴりっとします。そして、星形に出てくることはまずありません。
5.筆記用具:Virgin MegastoreなどFontainebleauにはない大手になら筆記用具の種類も比較的豊富ですが、ITOYAのようなセレクションを期待してはいけません。私はこだわりの筆記用具がないと勉強できなくなるので(つまり集中力がない)、こだわりのシャーペンを日本から持参しました。そしてそのこだわりのシャーペンを試験前日になくしたときは翌日の試験も心もボロボロでした。
6.無洗米:Singapore組が以前「カリフォルニア米 vs 国外で育てられた日本米」対決をしたときに後者が圧勝したようです。私は南カリフォルニアの太陽の下で育ったので個人的にはカリフォルニア米に対しては特別の思い入れがありますが、やはりコシヒカリの味を知ってしまうとなかなか戻りづらくなります。パリでも日本米は売っていますが、値段が3倍くらいなのと、無洗米はなかなか見つかりません。
7.薬:General practitionerにかかる場合は待ち時間が70年代の日本の大学病院並みです。さらに、薬剤の処方量が日本と微妙に違います。私はこちらで子供の塗り薬にステロイドを処方されましたが、ステロイドの強弱がまったく分からなかったので困りました。心配な方は薬を持参しましょう!
8.炊き込みご飯レトルト:「今晩パーティーだけど、日本のお料理を何か持って来られる?」と言われることが多々あり。笑顔では「うん、大丈夫だよ。お誘い有難う!」と言っておきながら心の中では「げっ、私は今世紀最大の料理音痴なのに」。そんなときに役立つのが炊き込みご飯の素です。日本からは20パック以上持参しました。パリにもありそうですが、多分高級品になってしまいます。
9.かゆくならないパンスト:女性のみなさん、お気に入りのFukuskeやGUNZEのパンスト、持参しましょう!フランスのパンストはとにかくゆるいし、一回洗うと破れるのでダメダメです。

とにかくフランスにないので持参するもの(注:個人的趣味も多数含む)
10.純米吟醸酒:「ソノ新潟産のお米を使用してアノ酒蔵で作られたコノこだわりの日本酒」などたとえパリでも絶対に見つかりません。パリの日本食スーパーに行ってもよく分からない銘柄なのにお値段日本の3倍くらいです。ビールの次に日本酒が好きな私は日本から遊びにくる人に1升瓶をお願いしています(1升瓶以上持ってこないと宿泊拒否されます)。
11.だるま落としとメンコ:息子の小学校で日本を紹介する機会を設けてもらいました。その際に日本らしい遊びとしてだるま落としとメンコを持っていきたかったのですが、パリにはないので(最近は日本でも見つかりづらい?)友人に持参してもらいました。
12.ごまドレッシング:パリまで行けばあるかもしれませんが、輸入の規制が厳しいようで品数が少ないです。シーザーズサラダドレッシングなどは近所のスーパーにあります。
13.タオルケット:お肌に優しいタオルケットのようなお布団は少なく、合成繊維を使用した汗をかくとお肌がかぶれてしまうブランケットしかありません。
14.小さめのサイズの下着:女性のみなさん、私同様細身でしたらこちらのものは使えません!こちらの女性と我々はDNAが違いすぎます。
15.浴衣:INSEADでたまに着る機会があるかも。

実用的な内容にしようと思ったらすっかり個人的な好みのリストになってしまいました。しかも肝心の勉強に関係するものがシャーペンだけ…

もっとまともな「必需品リスト」を投稿してくれるまともなINSEAD生が続くことを願って…

Friday, May 14, 2010

イタリア人の女好きは鉄板

こんにちは、またまた10J の筆不精です。今日は国別ステレオタイプの話です。(今回もどうでもいい話なので、暇な人以外は決して読まないでください。)

INSEADでは各国のステレオタイプの話がよく話題に上り、授業でとりあげられることもしばしばあります。日本人はマジメでメガネとか、フランス人は絶倫のくせに全く仕事しないとか。しかし、筆不精はこのステレオタイプの発想が大嫌い。個性のバラツキを考えたら、こんなものは役に立つどころか変な先入観を持って物事を見てしまう危険性が高まるのではないかと思うのです。

そんな中、“このステレオタイプだけはガチ”と思うものがあります。そう、それがイタリア人の女好き。

INSEAD-10Jのイタリア人同期には、一見してジローラモのような色気ムンムンな奴は一人もいません。「やっぱイタリア人がみんな遊び人なんてウソだよ。」、最初はそう思いました。同じグループで勉強することになったイタリア人P君もそんな一人。某トップコンサル出身で、有名大学にて既にマスターを2つとっているガリ勉&秀才君です。とにかく何事にも細かい完璧主義者。

しかし、そんな彼にもやはり流れているのです、イタリア人の血が。一緒にご飯に行くと必ずウェイトレスをナンパするし、女性クラスメートへの繊細な気遣いにはただただ感服するのみ。興味深いのは、必ずしもナンパしている女性達を気に入っているわけではない、というところ。せっかくゲットした電話番号も何もせず捨ててしまったりしているのです。聞いてみると、だれかれ構わずナンパするのは“本能みたいなもの“らしく、ほぼ無意識のうちにしているらしいのです。うーむ、理解不能。

話は変わりますが、そんな女性に優しいイタリア人P君は、筆不精のぶっきらぼうな女性の扱いがとにかく許せない様子。ことあるごとに言動を直され、具体的な指摘をしてくれます。

筆不精:「おばさん」
P君: “Experienced” と言いなさい(怒)
筆不精:「今日はいつも以上に怖い顔してるよ」
P君: 「疲れているんだね。ゆっくり休んだ方が良いよ」、でしょ!

まるでモテ男養成講座です。こんなやりとりを半年以上かさね、いまや筆不精も立派なイタリア紳士。日本に帰ったらさぞモテまくるに違いありません。そして、ついに来ました特訓の成果を生かす時が!一時帰国に合わせ設定した合コン2連荘、相手にとって不足なしです。

意気揚々と合コンに臨んだものの、筆不精はすぐに異変に気付きます。何かがおかしい、、、軽快なイタリアンジョークにうっとりどころか、明らかに冷たい視線が。。これはオレがアラサー&ニートだから?それとも??

いくらトニーさんがジローラモさんの真似をしても決してモテないように、ごく一般的日本人が背伸びしてもイタリア人にはなれないのです。こんな当たり前のことを、身をもって知った春休みでした。。。

Wednesday, May 12, 2010

においまでインターナショナル

こんにちは、10Jの筆まめと申します。

自分自身のブログでいっぱいいっぱいなのですが、筆不精さんが投稿したのを見て初めて投稿する決心がつきました。以下は昨年自分のブログで投稿したような内容ですが、INSEADのグローバル度をよく描写しているのではないかと思います。

人間の体臭とは不可思議なものです。ある人には耐え難い体臭も別の人からすればいいにおいになったりもします(本当かいな)。

INSEADのようなインターナショナルな場にいると体臭も実にインターナショナルです。私はP1の前半、授業中ある独特のにおいのせいで気分が悪くなっていました。日本でぬくぬくと生活してきたここ数年間、私は世の中に出回っている様々なにおいや汚物に触れずに過ごしてきたのかもしれません。

体臭の原因は、遺伝、自己管理不足、摂取物が挙げられると思っています。ニンニクを食べた翌日はなんだか自分がくさいような気がしますよね。不思議なことに「アメリカ育ちの<国籍>人」は「母国に住んでいる<国籍>人」よりも体臭を軽く感じます(あくまで仮説ですが、この仮説は周囲から同意を得られることが多い)。世界の中で日本人をくさいと感じる人もいることでしょう(しょうゆ臭いとか)。

気分不良を訴えているクラスメイト(♀)がもう一人いました。その子と二人でクラスの「生活環境係」に相談したところ、体臭の原因となっている方に翌日その旨を伝えてもらうことになりました。

そしてついに運命の日。「生活環境係」をつとめている友人(♂)に体臭の原因となっている方(♂)に事実を伝えてもらいました。その方は事実を伝えられてだいぶ落ち込んだようです。将来の職場ではなく学校という場で伝えられてよかったのかもしれません。

その後授業中にただよってくる悪臭は軽減され、快適に授業に集中できるようになりましたとさ。

恐怖の第二外国語

こんにちは、10Jの筆不精と申します。
今回は僕を半年間恐怖のどん底に陥れたINSEAD名物、第二外国語についてのエントリーです。

INSEADでは絶滅危惧品種に指定されている純日本人の筆不精にとって、MBAプログラムと同時に新しい言語に挑戦するなど恐怖以外の何物でもありませんでした。結果から先に言ってしまうと、その心配は杞憂に終わることになります。今だから強気にでれますが、所詮求められるのはBasic、「第二外国語取得が卒業要件であることを忘れていた」レベルの大ポカをしない限り問題ありません。

しかしながら、筆不精はこの第二外国語を巡って手痛いミスを繰り返えしました。後に続くみなさんは同じ失敗をせず、僕の屍を乗り越えていってください。

失敗①:学習言語の選択

どの言語を選択するかは重要です。本当はスペイン語を勉強したかったのですが、馴染みの無い言語を一から習得する自信がなく、大学で少し勉強し日常生活でも使用しそうなフラ語を学習することにしました。

はい、ヘタレです。わかってます。どうせ勉強するなら意欲の湧くものを選択しておけばよかったと心底後悔しました。

失敗②:入学時レベル分けテスト

TOEFL的な証明書を既に入手している場合を除き、語学レベルを証明するためのテストを入学時(オリエンテーションウィーク)に受けることになります。このテストで50点超(100点中)をとると第二外国語履修済あつかいとなり、50点を下回ると点数に応じたレベル分けがなされます。スピーキングやリスニング無しで卒業要件を満たせる唯一の機会(たぶん)であり、ここで全てを終わらせることが筆不精の戦略。ただでさえキツキツのスケジュールの合間に語学学習なんて想像もつきません。

しかし、長きにわたる奴隷サラリーマン生活を経てやっと手に入れた入学前の安息の時間、、、フラ語学習など手につくはずもありません。フォアグラを貪り、赤ワインをかっ食らい続け、気づけばテストまでたった二日。。。そして胃もたれ。もうどうにもなりません。

失敗③:先生選び

キャンパスで語学の授業をとることを決めた場合、提携している語学学校の先生が学校に来てINSEAD内の教室で授業を受けることになります。

レベル2という何とも中途なところから勉強を始めることになり指定された教室に向かったのですが、そこにいたのは鬼のような形相をした強面のおばちゃん。。筆不精は瞬時に危険を察知します。こんなガチムチの怖い顔した先生に何ヶ月も教わるなんてムリ!!

「あのぅ、できればもう少し優しそうなお姉さんとお手合わせ願いたいのですが、、」。

恐る恐る、まるでぼったくりキャバクラに入ってしまったかのような交渉をしてみると、「レベル1から始めるならカワイコちゃんのクラスが空いてるよ」との返答。なかなか話せるじゃん!

後に判明したのですが、鬼軍曹と思われたこのおばちゃんはなかなかの人格者で教え方もすごく上手。翻ってカワイコちゃんの方は、授業内容がテキトー過ぎて自習した方が上達しそうな勢い。。見た目に惑わされず、評判をもっと聞いておくべきでした。


...そんなこんなで、とても順調に要件をクリアできそうなペースには見えないものの、最終試験は非常に簡単で一発合格(同じ語学クラスの仲間も全員合格)。

懸念していたスピーキング試験(好きなテーマを選んで15分のプレゼン)では「正しい日本式土下座」について熱弁し、奇跡のハイスコアをマークしました。日本サラリーマンの悲哀が言葉を超えて伝わったに違いありません。

Monday, April 19, 2010

在校生に聞く"Why INSEAD?"


Bonjour!
'10DのJです。Fontainebleauにも春が到来、気持ち良い季節になりました。

さて、リニューアル後の企画第一弾として'10Dの在校生にINSEADへの志望動機を聞いてみました。
受験生の方々の学校選びの参考になれば幸いです。

INSEAD=diversity! というのはよく言われるところですが、皆それぞれのWhy INSEAD?があるようです。


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1.10代の頃アメリカ=世界と思い込んでいた視野の狭さを反省し、アメリカ以外に視点を向けたかった。日本在住の時にはお目にかかれないような国の人とも一緒に勉強したいと思った。(たとえば、ナイジェリア人、レバノン人、カザフスタン人、南アフリカ人ってそう簡単に会えないと思う。)

2.ヨーロッパの大学院であれば何でも良いというわけではなく、一流の学校、ランキングの高い学校であることは必須だった。Harvard合格者がHarvardを辞退してまで入学したことのあるINSEADってきっとすごい学校なんだろうと思った。

3.HarvardとINSEADをおもしろおかしく対比させたYouTubeに象徴されるように(上記リンクご参照)、INSEADの学生はまさにlearn hard play hard両方しているところが良いと思った。
(NH)
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1.学生の多様性
僕は何といってもこれだと思います。米国の学校と違い、リアルに70カ国から500人近い人が集まる場所は、それこそ国連以外はないのではないでしょうか。

2.アジアとヨーロッパというロケーション
米国と日本で育って僕にとって、世界経済の成長を担うアジア、そして日本に負けない長い歴史がある大陸ヨーロッパで生活することは完全に未知なるゾーンだったので、学べることも多いと思いました。

3.1年という期間
世界が目まぐるしく変化する中、2年間も現実世界から遮断されることはさすがにまずいのと、機会損失が大きすぎると思いました。。。
(RM)
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・グローバルファームでのプロジェクト経験から、異なる国、地域、文化圏から優秀な同世代が集まって切磋琢磨する楽しさを覚えた。これが一番当てはまるのはINSEADだった。USスクールもビジットしたがアメリカcentricな学生・教授・プログラム構成だと感じ、自分がフィットするイメージが出来ず受験せず

・一緒に仕事をしたINSEAD卒業生が極めて魅力的だった。ロンドンで海外に慣れない自分を支え、刺激し、実力をフルに引き出してくれたイスラエル人マネジャー、日中韓印豪のチームをユーモアと人間的魅力で纏め上げたオーストラリア人パートナーetc…

・海外在住初経験の妻にとって、1年プログラム&安全で便利で快適で時差の少ないシンガポールは、不安の少ない最高の海外生活ファーストステップになりえると思った。妻もシンガポールが気に入った。
(YM)
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授業の質の良さ:教授のクオリティはもちろん、学生の多様性と経験の豊かさ(他の学校と比べて平均年齢が少し高い)によってクラス中のコメントや口論が面白いかつ深い。

サイズ:でかけりゃ良いってものでは無いが、2キャンパス+2インテイクのおかげで、現在世界でもっとも現役生徒の多いMBAです。また今年で開学から50周年が経ち、現在4万人弱のグローバルかつ高レベルの卒業生ネットワークを持つ。
(AS)
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「国際性」「多様性」
 書き出すときりがないのですが、いくつか具体的に挙げるとすれば...
 ・学生も教授陣も人種・文化・職種といったバックグラウンドが様々で、見聞を広めることができる
 ・学生については、1つの国籍が10%を大きく超えないように構成されている
 ・世界中に友達・ビジネスパートナーができて、卒業後も楽しみ
 ・みんながお互いの多様性を尊重し合える環境=INSEADだと信じて
(SH)
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・自分の過去や将来を考えると欧州/アジアに拠点のある学校が合っていた。
・多国籍な環境の中で切磋琢磨し、グローバルに仕事をする上でのsensitivityを培いたいと思った。
・INSEADの関係者にはプロフェッショナルなのに肩肘張らずに話を出来る人が多かった。
・継続的に新しいことにチャレンジし成長している学校だと感じた(規模拡大、アジアキャンパス設置、ブルーオーシャン戦略など)。
・合格した学校の中では歴史があり、卒業生の数も多く、企業との接点が豊富と考えた。
(HK)
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アメリカ人中心のUS SchoolよりもINSEADのDiversityに魅力を感じて。
フランスに住むチャンスはなかなか無い、という単純な理由も実は大きいかも。
あとは直感です。

また、面接を受けたとき、他に出願した某スクールはおそらく学校からのガイドラインに沿ってきっちりとやられていた(時間もピッタリ45分で終わった)のに対し、INSEADはinterviewerそれぞれの方(卒業生によるinterviewです)が自由気ままにやっているような雰囲気でかえって好感が持てました。
今になって思えば、INSEADの校風を表していると思います。

なお、1年制プログラム限定の社費派遣であったため、2年制プログラムは当初より念頭にありませんでした。
(JS)
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(お知らせ)ブログ募集

(卒業生の皆様へ)
本ブログには、卒業生・在校生の個人ブログのリンク集を設置しています。
個人ブログをお持ちの卒業生で、「リンクしてもいい」という方は是非insideinsead.jp@gmail.comまでご一報ください。

ご連絡お待ちしてます!

Wednesday, April 14, 2010

新装開店

今年はINSEAD創立50周年ということもあり(あまり関係ないですが)、INSIDE INSEADのブログも新装開店することにしました。

過去のポストについては、引き続きこちらをご参照ください。

なかなか更新が進まず申し訳ございませんが、少しずつ更新のペースを上げていきたいと思います。
引き続きお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。

Dec'10 日本人MBA学生一同

Tuesday, April 13, 2010

Chan Kim教授による、Blue Ocean Strategy特別授業

はじめまして、Dec '10のYMです。
今日、シンガポールキャンパスにてBlue Ocean Strategyの特別講義があったのでその模様をお伝えしようと思います。

いきなりですが、INSEADといってまず思い浮かべる理論は何でしょうか?
おそらく、一番先にあがるのは、Chan Kim教授とRenée Mauborgne教授による、Blue Ocean Strategy(以下BOS)かと思います。実際、BOSはINSEADの看板講座であり、MBAの授業はもちろん、エグゼクティブ向け、マネジャー向け研修等でも、BOSだけを学ぶ講座が用意されているほどです。

なお、この概念は2005年に出版された著作で発表されており、この本の売れ行きは、出版したハーバードビジネススクールプレスのさまざまな記録(翻訳された言語数など)を書き換えたとか。
- アマゾン日本語版: http://bit.ly/cVYYn4
- アマゾン英語版(平易な英語でオススメ) http://bit.ly/dejwFh

☆★☆

そんなINSEADの看板授業、看板教授の講義ですから、見逃すわけには行きません。シンガポールキャンパスで最大の講堂に、大勢のMBAの学生が集まりました。私も10分前入りして、前方真ん中の特等席をゲットしました。

さて内容ですが、BOSへのイントロ的な位置づけだったため、深さよりも分かりやすさ、面白さ重視だったと思います。そのため、上記著書を読んでいた自分には若干物足りなかったですが、それは来月以降の選択科目を楽しみにしようと思います。
以下、個人的に気づいたメモを貼っておきます。

☆★☆

1)BOSは既存市場・競合の破壊を目指すものではなく、それらと「無関係な」新たな市場を作ること

2)全ての企業戦略がBOSで片付くわけではなく、Red Oceanでの競争も必要。そしてRed Oceanでの競争の中からBOSが生まれる
2')今までの戦略研究は過度にRed Oceanでの競争に集中しすぎていた。Chanらの功績は注目されてこなかったBOSに日の光をあてたことにある

3) BOS≠Tech/Process Innovation。これらは必要条件でも十分条件でもない。キモはあくまで顧客視点でのValue innovation
3') 歴史が示すとおり、発明者とそれをビジネスにし世に広める者は必ずしも一致しない。そして、金を儲け、有名になるのはBOSを実行した後者(PCの発明者はAppleでもIBMでもなくMITS)

4) BOSの検討単位は"Company"でも"Industry"でもなく、"Strategic move"
4') 一度BOSで成功しても、それは永遠の成功は保証しない。永遠にExcellentなCompanyは存在しない。いずれ海は血で赤くそまる。そして新たなBOSが必要となる

5) BOSデータベースは非常に興味深い。例えば今日の事例はAndre Riew。縮小しゆく「クラシック音楽コンサート」で、彼が採ったBOSとは? http://bit.ly/aK1hTv http://bit.ly/cduuVH

上のメモでは何が何やらという方、すみません。是非上記本を買って読んでみてください。特に序盤のケースはどれもこれも、目からウロコでスカッとして面白いですよ!

☆★☆

というわけで、今日はちょっとお堅い話でした。ここで、ちょこっと宣伝ですが、私、Twitterやってます。INSEADでの生活を中心にここには書けないぶっちゃけトークもアリです。興味があれば是非Checkしてみてください。
http://twitter.com/yasushi_maru
また、上記内容や、INSEADについて、わからないことがあれば、Twitterで質問していただいても結構です。よろしくお願いします!

☆★☆

おっと、突然スコールが降ってきました。雷もなってるし、これではしばらく図書館に篭らざるをえないですね。。それでは、勉強に戻ります!

それでは、また!

Monday, March 29, 2010

Champagne Fine

Dec'10のSと申します。更新が暫く途絶えてしまいましたが、漸く!シンガポールよりChampagne Fineについてご紹介したいと思います。

日本語で言うならば「シャンパン罰金」でしょうか。INSEADならではのルールの1つであります。自分の所属するセクション(クラス・ホームルーム)によって若干ルールが異なりますが、私のセクションでは

・授業に3分以上遅刻する
・授業中に携帯電話が鳴る
・授業中に居眠りする(誰かが証拠写真を撮る必要あり)
・授業終了3分前以降に質問をする
・馬鹿げたくだらない質問をする

これらをおかしてしまうと、1回あたり10シンガポールドル(700円弱)の罰金を払うことになり、この罰金の行方は、学期末に行われるパーティーでのシャンパン代となります。クラスのSocial Rep(パーティー係)がしっかりと我々の行動のチェックおよびお金の管理をしており、Champagne Fine、なんとP1の間だけで約1500シンガポールドル(約10万円)たまりました!

気がつけばP1が終わり、P2はP1以上に盛りだくさんな毎日ですが、フォンテンブロー組と力を合わせて引き続きこのページを更新していきたいと思います。どうかお付き合いください!!

Saturday, February 6, 2010

三週間経ちました










はじめまして。Dec'10のJです。授業が始まって3週間が経ちました。

フランス生活がいかに不便であるかは、↓でASが書いているとおりです。(我が家では今のところ、インターネットがまだ使えず、半分の部屋で電気が使えません。玄関のドアも壊れていて郵便物を確かめるためにいちいち窓から飛び降りてポストを見に行かなくてはなりません。)最初はいちいちイライラしていましたが、慣れてきたのと、どんどん学校にいる時間が長くなってきたのとであまり気にならなくなりました。

また、月並みですが、フランスはチーズが旨い!!です。少しずつフランスの良さが分かってきましたが、Singyたちがビーチではしゃいでいる写真をfacebookなどで見せつけられると少し悔しいです(笑)

学校の方は、勉強も遊びも忙しくなってきました。
Group Assignmentも増えてきて夜までcubicleは満室状態です。クラス(sectionといいます)では伝統のchampaign fine(後述)のルールも決まり、授業中も笑いが絶えません。dinner/partyも増えてきました。明日の夜はchâteauでのpartyに初めて参加するので楽しみです。

写真はFontainebleauキャンパスの学食です。これで5ユーロくらい(安い!)。フレンチ、エスニック、パスタ、ピザ、シーフード、などなどから選べます。ランチタイムからワインがおいてあるのがフランスらしいですが、さすがにあまり昼から飲んでいる人はいませんね、、、

とりとめなくてすみません。恥ずかしながら個人ブログも作ってみたので、暇な人はのぞいてみてください、、、

http://js-insead.blogspot.com/

というわけで、次はINSEAD伝統の「Champaign Fine」についてシンガポールからレポートします!(というわけで誰かヨロシク!)

Tuesday, January 5, 2010

フォンティに来てみて肌で感じた5つのこと










こんにちは、今月からINSEADのMBAを始めるDec'10のASです。
まだ入学まで一週間ほどあるので学校についてまだコメントできませんが
現地の銀行口座を開いた時の体験談とその経験から学んだことを話したいと
思います。今後フランスに引っ越される方は是非活用ください。

1.現地の銀行口座はフランスに来る前に開くべし。
日本とあまり変わらないが、フランスでは携帯、ネット、公共料金などの契約をするには現地の銀行口座が必要。特に携帯の契約は「チェックブック」(小切手)を見せないと絶対契約してくれないので到着前に口座を開き、チェックを注文しておくと良いです。

2.何事もこまめな催促と確認が必要。
口座を開くために11月上旬に日本からBNP Paribas というフランスの銀行宛に連絡しました。しかし、2週間経っても返事がなかったので、再度メールを送りました。結局1ヶ月半経っても計5通のメールへの返事が無いままはフランスへ旅立つことになった

3.フランスのバカンスに注意
現地に着き、銀行に出向くと「冬休みに入るので来年また来てください」と言われる始末。(まだ12月17日ですよ~)。

4.口座を開くのに予約が必要。
とうとうBNPを諦め、Societe Generaleに相談。しかし、「予約をして下さい」とのこと。仕方なく(最短の)1週間後にアポを取り、再チャレンジ。

5.とにかく何をするにも日本の平均時間X10を目安に考えた方が良い。
予約した日に晴れて口座を開けたものの、肝心なキャッシュカードとチェックブックを作るのに1週間かかることが分かりました。実際には2週間経った今でも
「2、3日経ったらまた来てみて」とのんきな返答しかもらえてません。

出だしから少しネガティブに言ってしまいましたが、実際このノリにはなれてくるものです(また全員がこう言った経験をしている訳でもありません)。あとは苦い経験の数だけおいしい料理とワインとお菓子があるのがフランスです。

あ~でも早く携帯を持ちたい。。。。

Saturday, January 2, 2010

ごあいさつ

あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願い致します!!

2010年はClass of July 2010 (2009年8月入学)のメンバー、およびClass of December 2010 (2010年1月入学)のメンバーがINSEADに在籍しております。
当ウェブページの運営につきましては、本年よりClass of December 2010のメンバーで行っていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

まだMBAプログラムは始まっておりませんが、我々のプロフィール等を簡単にご紹介致します。

前職職種性別年齢3rd LanguageCampus(*)社費/私費同行家族海外経験
外資系IT会社事業開発31フランス語FFFFF私費なし出張や旅行で年に数回程度の滞在(欧州、 アジア、北南米)+業務上のリモートコミュニケーション
外資系コンサルティングファームコンサルタント28中国語SSSSS社費妻、新生児が春から合流予定フランクフルトオフィスに1年在籍、欧州・アフリカ諸国でプロジェクト参画。日本オフィスで複数の海外クライアント案件
外資系メーカーファイナンス、マーケティングドイツ語SSFFF私費なしなし
総合商社ファイナンス、M&A32フランス語FFFFF社費あり(妻)学生時代、一年間オーストラリアにてワーホリ生活
外資系IT会社アカウントマネージメント33アラビア語FFFFF私費あり(妻 + 子(2月予定))0歳〜18歳:エジプト、カイロで生活。19歳〜日本での生活 + 学生時代一年アメリカ、カリフォルニア州での生活。
投資顧問アカウントマネージャ32フランス語SSFSS私費あり(妻)3歳〜15歳:アメリカで生活
国内製薬メーカー営業27フランス語SSFFF私費なしアメリカに1年半(中学と大学)
(*Campusは、P1-P5までそれぞれどのキャンパスで過ごすかの予定。F=フランス、S=シンガポール)